寝袋って連結できるの?左右でなく上下にすれば人型のマミータイプでもダブルサイズのシュラフに変身!
寝袋を連結して使うことが出来たら、キャンプの寒い夜でも子供と一緒、又は仲の良い2人で暖かく眠れますよね。
同じメーカーの封筒型シュラフは簡単に連結することができますが、人型のマミータイプの寝袋は、どうすれば出来るでしょう?
シュラフを製造しているメーカーによっては右用・左用と連結できるモデルが発売されていますが、わざわざ買い直すのも出費がかさみます。
そこで、マミータイプの寝袋を左右ではなく上下に重ねてダブルサイズのシュラフに変身させる方法を紹介します。
この方法なら同種類のファスナーを使っている異なる寝袋メーカー同士でも連結が可能になります。
メーカーの違うシュラフ
この二つの寝袋(シュラフ)は日本製ですが、それぞれ製造メーカーが違います。
どちらも同じダウンシュラフですが右側にファスナーが付いています。
世界的にはシュラフの左側にファスナーが取り付けられていることが多いそうですが、日本メーカーでは右側が主流です。
それぞれのファスナーを連結
まずは連結をする2つのシュラフを全開にします。
全開にするとファスナーのスライダーはシュラフの足元にきます。
通常、シュラフのファスナーはダブルジッパーになっているので左右のチェーン(テープ)を切り離すことが出来ます。
左右のチェーンが離れたら、スライダーをお互いのシュラフのチェーンに咬み合わせます。
シュラフAのチェーンにシュラフBのスライダー、シュラフBのチェーンにシュラフBのスライダーという感じです。
スライダーが噛み合ったら、そのままファスナーを閉じていきます。
ファスナーを閉じる
ファスナーを閉じると、左右のシュラフが連結されました。
しかし、これでは左右のシュラフが独立している状態なので あまり暖かくないですよね。
シュラフを上下に重ねる
そこで、シュラフを上下に重ねます。
2つのシュラフを上下にすることで、掛布団と敷布団のように分けて使うのです。
まずは、シュラフの片方の足元を もう片方のシュラフの足元の内側に入れます。
ここで、ポイントなのが保温性能の低いシュラフを下側(床側)にします。
これで、一つの巨大なマミー型シュラフになりました。
あとはシュラフの頭の部分を内側の折り込んだら完成です。
足元が二重になっているので、ボリューム感があって とっても暖かいです。
最後に
下側のシュラフは、背中で中綿のロフトが押し潰されるので多少保温性が悪くても問題ないのです。
その代わり、地面からの冷気を防ぐために断熱性の高いキャンプ用マットを使う必要がありますね。
あと、シュラフの幅が2倍になったのでマットの連結も必要になります。
冬のデュオキャンプで暖かい夜を過ごしたい時には、おススメの裏技なので ご参考までに。