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【西宮市】7月に神戸へ巣立つ、西宮ストークス。その7年間を振り返ります。

古本卓嗣地域ニュースサイト号外NETライター(西宮市)

2026年から新設されるリーグの参入条件を満たす為、2023-24シーズンから神戸に本拠地を移す、プロバスケットボールチームの西宮ストークス

2011年に兵庫県をホームタウンとする「兵庫ストークス」として誕生後し、2015年にホームタウンを西宮市に定めて「西宮ストークス」になりました。

その7年間を振り返りたいと思います。

ひょんなきっかけで、その最初のシーズンに鳴尾浜の兵庫県立総合体育館で初めて試合観戦。

観客はまばらでしたが、そのスピード感と間近で見たダンクシュートの迫力に魅了されて、度々会場に足を運ぶようになりました。

その後チームは躍進し、2017-18シーズンにはB2で優勝を果たし、B1へと昇格

わずか1年で陥落しましたが、この際に辞任した池内勇太ゼネラルマネージャーは、現在B1で優勝争いをする千葉ジェッツふなばしで同じ役職に就かれています。

そこからB2優勝はするものの、プレーオフで敗れて再昇格を果たすことはありませんでした。

そしてホームアリーナである西宮市立中央体育館での最後の公式戦が、2023年4月22日(土)に開催されました。

対戦相手の福島ファイヤーボンズは、前年まで森山知広ヘッドコーチがいたチームで、最後までプレーオフ進出を争いました。

午後3時にティップオフ(試合開始)!

前半は福島有利な展開で進み、一時期別チームでプレーしたものの、兵庫時代から活躍する松崎健人選手のフリースローなどで食い下がります。

ですが後半に入ると、優秀の美を残すべく意地を見せ、一度は56-56の同点に追いつきます。

しかしながら反撃もここまでで、最後は2017-18シーズンにB1昇格時のメンバーである道原紀晃選手、谷直樹選手、そして松崎選手の3選手を投入するも69-76で敗れました。

最後には選手全員、そして森山ヘッドコーチから会場のブースターへ挨拶が。

移転初年ガラガラだった観客席は、2233人のファンで満席に。

7月には新チーム名とロゴが発表されますが、その旅立ちを心から応援したいと思います。

・西宮市立中央体育館(西宮ストークス・ホームアリーナ)

 兵庫県西宮市河原町1-16

地域ニュースサイト号外NETライター(西宮市)

生まれ育ちも甲子園の、生粋の「宮っ子」です。過去にはホッカイドウ競馬や、まちライブラリー協会「BOOK FESTA」で公式レポーターとして活動も。時には、西宮・さくらFMに「鉄道案内人」としても出演します。

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