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【西宮市】11月3日、ついに第100回を迎える門戸厄神「であい市」。その足跡を辿ってみました!

古本卓嗣地域ニュースサイト号外NETライター(西宮市)

1995年1月に発生した阪神・淡路大震災後の「新たなつどい場」として、2000年5月にスタートした、門戸厄神「であい市」。

以降、毎年5 月・7 月・9 月・11 月の第一日曜日に実施し、25 周年を迎える今回で「第100 回」を迎えます。

筆者も縁あって、2018年頃から時折訪問。

それ以降ではありますが、その足跡を辿ってみたいと思います。

平成最後の開催となった「第76回」の画像を見ていて、時代の流れを感じたのは、この1枚。

当時はさくらFMのパーソナリティーだった、一山由佳さん。

今は「であい市」の代表として、裏方としてこのイベントを支えています。

一方で、そば打ちの腕を活かして厄神そばの提供も。

以前は人形劇の杜 西宮くぐつ座館として活用されていた建物が、その場所として使われる機会もありました。

長きに亘って開催されていると、それなりにハプニングも。

2023年5月のように大雨の中で行われた「第93回」では、ずぶ濡れになりながらもテントで頑張る人たちの姿も見られたり。

もちろんコロナ禍では実施そのものが見送られ「第82回」から「第87回」は中止に。

それでもここまで続いたのは「この場所を守りたい」という人たちの想いがあってのことかと思います。

5月には境内にこいのぼりが泳ぎ、

7月には七夕の短冊が飾られ、

11月には煤で真っ黒になりながら、焼き芋を焼くボランティアの方がいる。

そんな催しが、末永く続いてくれることを願います。

・門戸厄神東光寺(であい市)

 兵庫県西宮市門戸西町2-26

地域ニュースサイト号外NETライター(西宮市)

生まれ育ちも甲子園の、生粋の「宮っ子」です。過去にはホッカイドウ競馬や、まちライブラリー協会「BOOK FESTA」で公式レポーターとして活動も。時には、西宮・さくらFMに「鉄道案内人」としても出演します。

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