「部屋干し臭」に完全勝利!テキトーに干してもしっかり乾く衣類乾燥除湿機の実力
こんにちは、おうちクリーニング研究家のハナです。
ついに話題の衣類除湿機を購入しました。
結果から言えば、「もっと早く買っておけばよかった」というお約束の後悔しかありません。
・部屋干しテクニック不要
・風や太陽光がなくてもOK。干す場所はフリーダム
・パーカーのフード裏が乾いていない敗北感よさようなら
・除湿機のメンテナンスが楽
今まで駆使してきた部屋干しテクニックは全部忘れても大丈夫です。
テキトーに干してもしっかり乾きます!
本日は「MITSUBISHI 衣類除湿機 サラリ」を使った感動をお伝えします。
「MITSUBISHI 衣類除湿機 サラリ」の概要
型番:MJ-M100SX
除湿方式:コンプレッサー式
定格除湿能力:9L(50Hz)/10L(60Hz)
消費電力:250W(50Hz)/300W(60Hz※)
タンク容量:3.0Lで自動停止(ホースをつなげば連続除湿可能)
本体寸法:幅36 × 高さ53 × 奥行き21cm
重さ:12.7kg
購入価格:28,800円
※東日本は50HZ、西日本は60Hzです。
「サラリ」を使ってみた感想
以前に使っていた除湿機は乾きムラがあったので、あまり期待はしていなかったんですが、技術って進化していますね。
結論から言うと、乾きムラも一切なく買ってよかった洗濯グッズベスト5には入る良い買い物。
室内干しといえば、アーチ型に洗濯物を配置してとか、風通しのよい場所でとか
厚手の衣類は裏返して、パーカーはフードの裏が乾きにくいから逆さまにして干してなどなど
生乾き臭を防止するには何かしらのテクニックが必要でした。
その部屋干しの苦労が一切必要なくります。
長年培ってきた部屋干しテクニックが無効化されるのは、複雑ですけどね(涙)
テキトーな場所にテキトーに洗濯物をかけて、衣類乾燥除湿機のスイッチをONにする
ただそれだけ!
試しに狭い浴室の脱衣所に洗濯物をぎっちりかけて、換気扇も消して電気も消して真っ暗な中サラリの自動乾燥モードでスイッチON
一応厚手のパーカーは除湿機の真上にセットはしました。それが唯一のテクニックです。
4時間後にはパーカーのフード裏もズボンのポケットも、厚手のトレーナーの縫い目も乾きムラもなくしっかり乾いていました。
驚いたのが、脱衣所に置いている洗濯機の洗濯槽が少々カビ臭くなっていたんですが、それがまったく気にならないなってました。
洗濯物だけでなく脱衣所や洗濯機の中まで除湿できちゃったようです。
すごい!
個人的には標準モードでも運転中の室内で問題なく眠れるくらいの音です。
今まで使用していたサーキュレーターよりも断然静か。
毎年梅雨の時期は洗濯研究家としての繁忙期なんですが、その仕事がなくなるんじゃないかと恐怖を感じるほどに快適。
ムーブアイが湿気を察知して広範囲に除湿
「サラリ」のなにがすごいかって、三菱独自のムーブアイと送風角度の広さです。
サラリの送風角度は上下160、左右180cmと広範囲
ルーバーの中央の丸いレンズがムーブアイです。
ただ広範囲に闇雲に送風を送るのではなく、ムーブアイによって湿気のあるとこ見つけて、そこを狙って送風することで乾きムラを防止します。
ムーブアイが乾いたと判断すると除湿機は自動で止まってくれます。
このムーブアイ機能が思った以上に優秀。
我が家の脱衣所の全長は210cm、狭いのですが少々長めです。
180cmという送風可能距離を少々超えているにもかかわらず端から端までしっかり乾いたことに感動しました。
それまで浴室乾燥機を使っていたのですが、3時間乾燥させても丈の長いズボンやスカートの裾(すそ)が乾いてないってことが何度もありました。
乾燥時間を伸ばせば乾くのでしょうけど、あまり長時間熱風に当てるのも衣類のダメージが心配です。
その点、衣類乾燥除湿機の場合は湿気が溜まりやすい衣類の下から送風して除湿するので、より乾きやすく衣類への熱ダメージの心配もありません。
除湿機なら、タンブル乾燥機にはかけられない縮みやすいデリケート衣類にもオールマイティに使うことができます。
使用時に室温が上がらないのも除湿機の大きな利点。
電気代は浴室乾燥の半分以下
衣類乾燥除湿機サラリの消費電力は300W(0.3kW)
一回の乾燥にかかる電気代は31.32円
浴室乾燥の約1/3です。
衣類乾燥除湿機があると天候や時間、場所にすら縛られずに洗濯できます。
ドラム式洗濯機のタンブル乾燥機のように乾燥できる衣類を仕分ける必要がないくなんにでも使えて便利です。
衣類乾燥除湿機「サラリ」の除湿モード
サラリのコントロールパネルには多くのボタンがついてて、一見すると難しそうに見えたんですが、使ってみるとこれ以上ないほどに簡単でした。
衣類乾燥が目的の場合に使うボタンは「電源ボタン」と「衣類乾燥ボタン」
・エコモード 時間はかかるけど消費電力を抑えつつ乾燥
・夜干しモード 通常のモードよりも静かに運転します。
・標準モード 通常運転します。早く乾かしたい場合はこのモード。
「衣類乾燥ボタン」を押す回数でモードが切り替わり、次に電源ボタンを入れた時には前回のモードで立ち上がるので、2回目からは電源ボタンを1回おすだけでOKです。
ものすごく簡単!
他のボタンは部屋全体や浴室、下駄箱の乾燥をしたいときに角度を調整するのに使います。
ムーブアイが洗濯物が乾いたと判断すると自動で止まります。
簡単すぎるメンテナンス
どんなに便利でもメンテナンスが大変だと使わなくなります。
だけど「サラリ」のメンテナンスはとっても単純で簡単。
貯水タンクは引き出すだけ
除湿した水は下部の貯水タンクに溜まり容量は3.0kg、それ以上になると自動で停止します。
4kgの洗濯物を1回乾燥させるとタンクに半分くらいの水が溜まりました。
洗濯物の量と洗濯機の脱水時間にもによると思いますが、2回の洗濯でいっぱいになる感じです。
タンクがいっぱいになると重いですし、捨て忘れて乾燥途中で止まってしまうと悲しいので、 乾燥のたびに水を捨てるのがいいかもしれません。
衣類乾燥だけでなく、部屋を除湿したい場合は市販のホースを繋げば水を捨てる作業なしで連続運転も可能です。
内部掃除はボタン1つでOK
除湿機は内部を濡れたままにするとカビが生えやすいのがデメリットでもあるんですが、「サラリ」の場合は「内部クリーン」ボタンを押すことで解決します。
電源OFFの状態で「内部クリーン」ボタンを押すとすぐにクリーニングが始まります。
運転中に「内部クリーン」ボタンを押すと、衣類乾燥後にクリーニングが始まります。
あとは二週間に1回の裏面のフィルター掃除。
このフィルターは掃除機でホコリを吸い取るなどのメンテナンスが必要です。
衣類乾燥除湿機「サラリ」のデメリット
利点の多い衣類乾燥除湿機ですが、デメリットもあります。
乾燥時間は3時間ほどかかる
説明では90分で乾くとありましたが、2kgほどの綿タオルを洗って除湿した場合は90分では乾かず、完全に乾燥するまでに通常モードで3時間(180分)かかりました。
(ポリエステルなどの乾きやすい素材だと90分で乾くと思われます)
普通に部屋干しするとバスタオルが乾くのに6時間ほどかかったので、除湿機を使うと早いには早いですがタンブル乾燥機(回転しながら乾燥させる方式)なら1時間ほどで乾きます。
スピードだけ求めるならタンブル乾燥機のほうが早いです。
自宅で洗濯するのがタオルや下着くらいと言う方には、乾燥機付きドラム式洗濯機やドラム式乾燥機のほうが向いています。
2万円台で購入できるポータブル乾燥機の記事はこちら
本体が重い
女性の力では、本体は12.7kgと少々大きくて重めです。
持ち手もついていて、動かすためのキャスターも4箇所ついてはいますが横には動かないようになっています。
方向転換させる時などは本体を持ち上げて軌道修正する必要があるんです。
ただ、四方に転がるキャスターだと動かしやすい反面、倒れやすくなると思うのでこれは仕方ないかなとは思います。
使う場所が1箇所と決まっている場合は、動かしにくいほうが安定して良いですね。
MITSUBISHI 衣類乾燥除湿機「サラリ」を使ってよかったこと
私は帰宅時間の関係上、もう10年以上も完全部屋干しです。
部屋干しには慣れていますし、部屋干し臭をさせない自信もあります。
なので、衣類乾燥除湿機は必要ないかなと思ってたんですが、使ってみるとあまりの楽さに「もう戻れない」と感じました。
乾かない洗濯物の代表格である厚手のパーカーだって特別な干し方をしなくても完全に乾きます。部屋干しするのに何のテクニックも必要ないんです。
除湿機を使うことで15分かかっていた干す作業が5分ほどに短縮。
たかが10分、されど10分。
一週間で短めの映画が見れちゃう時間がフリーになりました。
洗濯を干すまどろっこしさが激減して快適さはプライスレス。
しかも朝起きて乾きムラが発生しているという敗北感を覚える必要はもうありません。
・朝は忙しては洗濯できず、休日は半日洗濯に追われる
・部屋干しはニオイが心配
・部屋干しは乾きにくくてストレス
・部屋干しはとにかく面倒臭〜〜い
そんな悩みを抱えている方は購入を検討してみてはいかがでしょうか?
「もっと詳しく衣類乾燥除湿機のことが知りたい、どんな衣類除湿機を選べばいいかわからないという方は、よかったらオリジナル記事(ブログ記事)もご参照ください。