ジャッジに続き、大谷も「4年連続30本塁打」に到達。他に可能性があるのは…
7月21日、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)と大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は、それぞれ、シーズン35本目と30本目のホームランを打った。
彼らは、リーグ本塁打ランキングのトップに立っている。ア・リーグの2位は、28本塁打のガナー・ヘンダーソン(ボルティモア・オリオールズ)。ナ・リーグの2位は、こちらも28本塁打のマーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)だ。この2人は、7月21日に1安打と2安打ながら、ホームランは打たなかった。ジャッジとヘンダーソンの差は7本、大谷とオズーナの差は2本となった。
また、大谷は、この日のホームランにより、ジャッジに続き、4シーズン連続30本塁打に到達した。過去3シーズンの本数は、ジャッジが39本、62本、37本、大谷は46本、34本、44本だ。
4シーズン連続30本塁打は、継続中では最も長い。短縮シーズンの2020年は、ルーク・ボイトの22本塁打が最も多かった。
過去3シーズンとも30本塁打以上は、ジャッジと大谷の他に5人いる。39本、34本、54本のマット・オルソン(ブレーブス)、32本、46本、47本のカイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ)、37本、40本、46本のピート・アロンゾ(ニューヨーク・メッツ)、33本、38本、37本のオースティン・ライリー(ブレーブス)に、33本、37本、31本のヨーダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)がそうだ。
彼らのうち、アルバレス、アロンゾ、シュワーバーの3人は、今シーズン、19本以上のホームランを打っている。だが、ブレーブスのオルソンとライリーは、どちらも13本塁打。この2人が連続30本塁打のストリークを4シーズンに伸ばすのは、不可能ではないとはいえ、難しそうだ。
今シーズン、ここまでに15本塁打以上の選手は、以下のとおり。
テオスカー・ヘルナンデス(ドジャース)は、20本目のホームランを打ち、大谷とともに、ナ・リーグでは今シーズン1組目の「20本塁打デュオ」を結成した。
アルバレスは、20本目のホームランを含む、サイクル・ヒットを達成。4打席に立ち、シングル・ヒット、ホームラン、三塁打、二塁打の順に打った。