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日本代表との対戦も内定か…サッカー韓国代表、メキシコとの親善試合が発表に

慎武宏ライター/スポーツソウル日本版編集長
2018年ロシアW杯でも対戦した両国(写真:ロイター/アフロ)

サッカー韓国代表が11月15日に欧州でAマッチを行なうことが決まった。オーストリアでメキシコ代表と対戦することが決まった。つい先ほど、KFA(韓国サッカー協会)が正式発表した。

韓国サッカー協会(KFA)関係者は前日の10月12日に、「A代表は11月のAマッチ2試合を欧州で行うことに決めた。場所はオーストリアが有力で、北中米の1チーム、中東の1チームを相手にする予定」と明らかにしていた。

その北中米のチームがメキシコ代表だったというわけだが、『スポーツソウル』などはその背景についても詳しく説明している。

「KFAは11月のAマッチ期間(11月9~17日)、韓国代表の欧州遠征を計画し、対戦相手を探してきた。ちょうどメキシコが11月にオランダで日本と対戦する予定で、韓国とも相次いで対戦する予定に合意した」(『スポーツソウル』)

(参考記事:サッカー韓国代表、11月のメキシコ戦が決定…ソン・フンミンなど欧州組も総動員の見通し)

この報道が事実なら、日本代表もメキシコ代表と対戦することが確実というわけだ。

「ヨーロッパはUEFAネイションズリーグを進め、欧州チーム同士が対戦するので、韓国が欧州チームと試合を行うのは現実的に難しい。そんな状況を考慮すると、メキシコは最高のパートナーといえる」と説明しているのは、KFAのチョン・ハンジン事務総長。

2002年W杯時はフース・ヒディンク監督の通訳を務め、その後もKFAの国際関係担当部署で対外交渉などを務めてきた人物だ。

今回のマッチメイクを実現させるために東奔西走したに違いない。

韓国とメキシコの親善試合は、11月15日午前5時(日本時間)にオーストリアで行われ、開催都市とスタジアムは未定。韓国代表は同期間、同じ場所で対戦できる中東のチームとの契約も調整中だ。

ライター/スポーツソウル日本版編集長

1971年4月16日東京都生まれの在日コリアン3世。早稲田大学・大学院スポーツ科学科修了。著書『ヒディンク・コリアの真実』で02年度ミズノ・スポーツライター賞最優秀賞受賞。著書・訳書に『祖国と母国とフットボール』『パク・チソン自伝』『韓流スターたちの真実』など多数。KFA(韓国サッカー協会)、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)、Kリーグなどの登録メディア。韓国のスポーツ新聞『スポーツソウル』日本版編集長も務めている。

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