「早く知りたかった」の声が続出!2度揚げ不要で唐揚げをつくる裏ワザ【揚げ時間も短縮】
運動会や行楽など、お弁当を作る機会が増える秋。一番人気のメニューは何といっても、唐揚げではないでしょうか?
でも、中までしっかり火を入れるためには、揚げ時間を長くするか、2度揚げが必須になるので、時間も手間もかかってしまいますよね。
でも、大丈夫。時短で美味しくつくる裏技ありますよ。
そこで今回は、以前Instagramで紹介した時、「もっと早く知りたかった」「そんな手があったのか」などの反響をいただいた唐揚げの裏ワザを紹介します。
事前のレンジ加熱で温める
裏ワザは、事前に「レンジで温める」です。
お弁当に、安心して入れるためには、肉の中心温度が75度くらいになるまで、しっかり加熱する必要があります。でも、冷蔵庫から出したてのお肉は5度と冷たいので、一般的な作り方では「揚げ時間を長くする」または「2度揚げ」が必須になります。
でも、事前にレンジ加熱で温めておけば、揚げ時間を短縮できて、1度揚げでも美味しく揚げられます。
外側がカリカリになる頃には、中心も安全な温度にまで上がっているので、お弁当はもちろん、ふだんの唐揚げ作りでも活用できますよ。
温度の偏りと過加熱に注意
レンジ加熱は1度に温めると、中心はまだ冷たかったり、一部だけ高温になったりなど、加熱ムラができてしまいます。
そこで私は、鶏肉300gならば、30秒の加熱を3回で、それぞれの間は混ぜるようにしています。すると3回目の加熱の後は、全体的に人肌よりも少し高い40度前後になっています。
加熱を3回に分けることで、加熱ムラと温めすぎを防ぐことができますよ。
事前加熱の詳しい手順(鶏肉300gの場合)
①-耐熱ボールに、冷蔵庫からだしたばかりの鶏肉と調味料を入れる。
②-「30秒加熱して混ぜる」を3回繰り返す。(600wの場合)
調味料:醤油・酒(各大さじ1)、にんにく・生姜チューブ(各2cm)、こしょう(少々)
※ボールを使わずビニールなどで温める場合は30秒を2回が目安です。
事前に温めるメリット
・揚げた時に外側と中心が同じタイミングで美味しい温度になる
・揚げ時間の短縮
・2度揚げの手間を省く
・加熱不足と食中毒を防ぐ
・早く下味がつく
唐揚げの材料・手順などの詳しいレシピは、⇒YouTubeで紹介しています。
まとめ
冷蔵庫から出したてのお肉は冷たいので、事前にレンジ加熱で人肌くらいまで温めておくと、揚げ時間を短縮できて、1度揚げでも美味しくて、お弁当にも安心して入れることができますよ。秋の行楽シーズンのお弁当に活用できる裏技です。ぜひ試してみてくださいね。