貯金ゼロからでも大丈夫!自動的にお金持ちになる方法
「貯金しなきゃ!」とは思っているものの、どうやって始めればよいのか、どれくらいの金額を貯金すればよいのか、その方法が分からない人はとても多いものです。そこで、今回は貯金が苦手な人でも自動的に貯められる方法をお伝えしたいと思います。
私がおすすめする貯金の方法は"自動"でお金を貯めていく方法です。給料やボーナスをもらったら真っ先に自動積み立てにしてしまうのです。具体的には普通預金から毎月一定の金額を定期預金に預け入れる「積立定期預金」や、勤務先の「財形貯蓄」「社内預金」「確定拠出年金(401K)」などを活用します。投資をしたいという人は「つみたてNISA」でももちろんOKです。ボーナス時には金額を加算することもできる場合が多いです。
上手に貯金するための大切なポイントは、自由に引き出せる普通預金にお金を全額置いておかないということです。9割の人は目の前にお金があるとついつい使ってしまい、お金があるのに使えないとストレスにもなりかねません。
そこで、例えば、給料の20万円が銀行口座に入金されたら、真っ先に2万円を定期預金の口座に自動的に移動させる仕組みを作り、18万円で生活をしてみましょう。このとき、2万円はないものと考えるのが貯金を成功させるコツです。ボーナスが入金されたら、とりあえず、その全額を別の口座に分けておくのも手です。
貯金額の目安としては、手取り月収の25%(20万円の場合5万円)を積み立てできればとっても優秀ですが、手取り月収の10%程度から始めてみるのと無理がありません。高めの金額を設定したものの赤字になって定期預金を取り崩している人も多いからです。一人暮らしを始めたばかりで余裕がないという人の場合は、月1万円からでもよいのでまずは無理のない金額から始めてみることが大切です。
銀行の普通預金金利は0.001%、定期預金の金利は0.01%などとても低いです。しかし、預金は預けたお金が減らないというメリットもあります。元本が割れるのが絶対イヤという場合は、円預金など安全資産を多めにするのが得策です。
貯金に回す余裕資金はどのように捻出をするのでしょう。クレジットカードを使い過ぎているという人は一旦カードをストップさせるのも手です。「一発逆転!貯め体質になるためのボーナス活用術 貯まらん人必見、レベル別アドバイス」でも解説をしましたが、自転車操業になっている人はボーナスを機に財政を立て直しましょう。
毎月1万円でも1年間で12万円、10年間で120万円以上貯まることになります。金額を増やすにはボーナスを活用したり、運用をして利回りを上げるのも手です。ボーナスや給料をもらったら、まずは積み立ての仕組みを作るようにしましょう。