【大阪市・九条】独創性と現地感が融合したハイブリッドなカレー「ブンブンスパイス」
どうも日高ケータです。
大阪と言えばスパイスカレー。
中でも大阪市西区の九条は、「アアベルカレー」「Asian Kitchen Café 百福」「サケトメシ」、そして「ロッダグループ」などの名店がひしめく激戦区の一つ。
本日は老舗商店街「キララ九条」の中にあるお店にお邪魔してきました。
大阪メトロ中央線九条駅からすぐ。駅の西側にある下町風情あふれる商店街です。
九条駅3番出口から、中央大通りを直進して約30mほどの場所にお目当てのお店があります。
「カレー屋 ブンブンスパイス」。
レンガ調の外観がなんともレトロ!
もともとは、心斎橋・アメリカ村で「boom boom spice curry」として間借り営業していて、2021年に満を持して実店舗をオープンさせました。
店前にはメニュー看板が置かれています。
ブンブンポークカレーが定番で、ほか日替りカレーが2種スタンバイ。
今日の日替りは、まるちょう・ビンダルーと、スパイシー麻婆キーマ。
カレー単品だと900円、2種あいがけだと1,000円となります。
ほかアチャールや卵のスパイス漬などもトッピング可能。
店内もどこかなつかしい雰囲気で、ほっと落ち着ける空間。
スパイスカレーのお店って個性的なお店が多いイメージで、イチゲンを寄せ付けない空気感がありますが(実際はそんなことはありませんが)、ブンブンスパイスは入りやすいのも魅力的。
天井の美しいステンドグラスを眺めながら、単品にしようか2種にしようか、大盛りにしようか、卵をトッピングしようか……悩みに悩んでオーダーしたのがコチラ!
2種あいがけ1,000円!
カレーはブンブンポークカレーとまるちょう・ビンダルー。
さらに大盛り+200円、卵のスパイス漬トッピング+100円でおます!
ちなみに2種あいがけは日替りと日替りでもできますよ〜。
スリランカスタイルのスパイスカレーをベースとしていて、副菜を混ぜ合わせることで、さまざまな味の変化を楽しみながら味わうカレーです。
まずは定番のブンブンポークカレーから。
サラサラッとした口当たりの中に、トマトの酸味とスパイス感が融合したファーストインプレッション。
グッと深さを感じる味わいは、旨味・辛味・酸味などのバランスが非常に秀でています。
そして噛み締めるたびにあふれる豚肉の存在感もたまりません!
お次はまるちょう・ビンダルー。
ビンダルーらしい爽やかな酸味のなかに、キレのあるスパイス感、マルチョウの旨味と脂が絶妙に溶け込んでいて、奥深い味わいを楽しめます。
マルチョウ独特のクニクニッとした食感もクセになる〜!
甘く洗練された香りが鼻腔を刺激するジャスミンライス。大盛りだとすごい存在感です。
ほのかな甘みがカレーと抜群に合います!
こちらはレンズ豆のカレー。
インドの国民食とも言われる豆カレーは、甘さをメインに置いたシンプルな味わいで、ほかのカレーに合わせて食べると良い感じの味変に。
ボル・サンボル。
スリランカ人の大好物で、辛いカツオのふりかけです。
今回のカレーは2種とも個人的に辛さ控えめでしたので、こちらが加わるとより好みの味わいに!
大根のアチャール。
スパイスカレーの名脇役。
酸味を加えてくれるので、いい箸休めにもなりますし、カレーと食べると複雑な味わいを産んでくれます。俳優界で言う遠藤憲一的ポジション。
卵のスパイス漬は、とろとろ半熟♪
半熟卵をスパイスソースに長時間漬け込むことでたまらない香りを放っていますが、辛くはないのでバクっといっちゃいましょう。
後半はすべてを混ぜ混ぜしていただきます。
味が多層的なのですが、しっかりと歯車が噛み合っていて、まとまった第3の味わい!
最後まで飽きずに食べることができ、変化を楽しめます。
もう1種の日替り、スパイシー麻婆キーマ(右側)です。
挽き肉感たっぷりの麻婆にスパイスを巧みに合わせ、中華とスリランカのいいとこ取りって感じのカレー。
ビシビシっとくる辛味やシビレが食欲を刺激してくれます。
カドカドしくない、とてもバランスの良いひと皿が楽しめました。
毎日のように日替わりカレーが2種登場するので、何度も通ってしまいたくなるスパイスカレー店です!
ごちそうさまでした〜!
カレー屋 ブンブンスパイス
住所/大阪市西区九条2-7-17 キララ九条商店街内
電話/なし
営業時間/11:30〜15:00(LO14:45)、18:00〜20:00(LO19:30)
定休日/月・火曜
席数/カウンター6席、テーブル4卓
交通/大阪メトロ九条駅3番出口より徒歩1分