ベトナムのイオンで販売中のハウス食品のプリンミクスとシャービック 生姜味や珈琲味のコカ・コーラも
2018年7月30日から8月3日まで、農林水産省ASEAN事業の寄附講座で、ベトナム国立農業大学のあるベトナム・ハノイへ渡航した。食品ロスの講義を行い、そのあと、農産物をロスにしないための食品加工の商品開発ワークショップを行った。
この寄附講座は、2週間のプログラムが組まれており、主に日本の大企業やその支社から、社員が講師として派遣される。
日本とは違う加工食品に、企業の社員たちも興味津々だった。
生姜味に珈琲味のコカ・コーラ
たとえば、昼食の時に出されたのが、コカ・コーラの生姜味。
ピリッとしてなかなか美味しく、日本人講師に評判だった。
翌日には、今度は、珈琲味のコカ・コーラが出された。
ハウス食品のプリンミクスやシャービック
講義が終わってから夕食の前、農林水産省のASEAN事務局の方や、企業の社員の方と、イオンへ視察に行った。
食品売り場の、食品業界ではいわゆる「エンド」と呼ばれる、商品陳列棚の端では、ハウス食品のプリンミクスやシャービックや大々的に展開されていた。
筆者は、5歳の時に食品に興味を持ち、当時から、ハウス食品のプリンミクスやシャービックのリーフレットを読み込んでいた。
プリンミクスにはいくつかの種類があり、日本にはない、ドリアンなどのフレーバーもあった。
ベトナムのスーパーや市場の多くは、ドリアンを売っている。
ベトナムでは賞味期限だけでなく製造年月日も表記
賞味期限表示を確認すると、年月日で表記されており、製造年月日も表示されていた。
日本では、かつては製造年月日のみ表示されていたが、現在は、消費期限もしくは賞味期限のみの表示となっている。
ベトナムのこの表示を見て、この方が、食品ロス削減にとってはよいのでは、とも思った。
ハウス食品のこれら製品は、製造から一年間が賞味期間であることがわかる。一年くらい賞味期間があるのであれば、多少過ぎても使うという判断を、消費者自身が下せるように思う。
宿泊したホテルでは、ヤクルトが出された。
製造年月日と賞味期限表示を比べてみると、賞味期間は、およそ1ヶ月と10日くらいであることがわかる。賞味期限という1種類の数値だけを提示されるより、いつ作って、だいたいいつ頃までおいしく食べられるという情報がわかり、より安心感があるようにも感じた。