青空の下で海の幸を堪能。名物のフクにお寿司のオンパレード。週末には定番の「寿司バトル」を楽しもう!
関門の台所
九州と本州を繋ぐ関門海峡。その下関側に位置する大人気観光スポットといえば、この「唐戸市場」。山口県の西端に位置し、目の前には関門海峡が広がります。青空が広がる天気が良い日には、ドライブがでらのプチ旅行にも良いですね。
駐車場はかなりの台数が対応できる広いスペースですが、それでも休日は大渋滞となる大人気。JR下関駅からは路線バスでも10分程度のようですね。
2階建ての大きな建物の中には、海の幸が満載。飲食店も多く、美味しいものはもちろん、絶景のスポットでもありますね。
市場内に入ればたくさんの鮮魚店が。海産物や鮮魚の仲卸、あるいは加工品などのお店がたくさん。その数は数十にも及びます。2階には市場食堂もあり、美味しい海鮮を堪能することも。
美味しい海鮮グルメを楽しむだけでなく、新鮮なお魚を購入したり、山口県の名物フクなどを地方発送なんかもできたりします。
入口には大きなフクのオブジェの福招金(フクマネキン)。このフクは「福を招き入れるように」、との思いを込めて、市場に関わる人や訪れる人に、ご利益があるようにと飾られているようですね。それにしてもかわいい。
この唐戸市場、なんとルーツは明治時代にも遡るようです。そして大正、昭和の時代と時を経て、今もなお多くの人で賑わっています。
下関が取扱量の日本一という「フク」はもちろん、タイやハマチにマグロ、さらにはホタテなどの貝類までその時期の旬の海鮮が並び、鮮魚だけでなく多くの加工品も取り扱っており、買い物を楽しむことができます。
そして気さくな市場の人々との会話も魅力のひとつ。おしゃべりしながら美味しい逸品を探すのも唐戸市場の楽しみです。
活きいき馬関街
そして一度は行ってみたい大人気イベントが「活きいき馬関街」。毎週末と週末に開催される飲食イベントは、お寿司や海鮮丼、天ぷらなどの揚げ物まで、できたての魚料理を味わうことができます。各お店前で販売されたり、海鮮屋台なんかも出店されたりしています。
定番の「寿司バトル」
やっぱりお目当ては「寿司バトル」。この「活きいき馬関街」で一番人気とも言ってよいお寿司のオンパレード。いろんなお店前にたくさんのお寿司が並ぶ寿司バイキング。早ければお昼ごろには売切れてしまいます。
お寿司の前には人だかりや行列が。まさに寿司をめがけて寿司バトル。その日にあがった魚をお寿司にしているという新鮮さ。そして豪華なネタがリーズナブルにいただけるのも嬉しい。
名物のトラフクもこんなにたくさん。しかも安い。
市場で購入したお寿司やお刺身などの料理は、海沿いのウッドデッキなどのスペースでいただくことができます。くれぐれもゴミを散乱することがないように、持ち帰るか指定の場所へ。マナーはしっかりと遵守したいものです。
マグロやタイにエンガワなどなど。とっても綺麗なネタの数々は、鮮魚市場ならではの新鮮さです。食べる前から美味しそう。
フクの刺身は透き通っています。これは美味いこと間違いないでしょう。ポン酢ともみじおろしでいただきます。
寿司バトルで購入した美味しいお寿司のオンパレード。何を食べようか迷いに迷いながら、イカにホタテにサーモンなんかも。さらにウニやイクラ。クジラなんかもあります。青空の下でいただくお寿司屋さんですね。
どれを食べても美味しい。それはネタの新鮮さ。このウニとイクラの軍艦は大きくて美味しくて贅沢そのものです。
こんなところにもフクマネキンが。これは2階ですが、2階にはお寿司や海鮮丼などをいただける市場食堂が。新鮮でとっても美味しい海鮮メニューがいただけるレストラン街となっています。
市場を見下ろせばたくさんの人々。特に週末は多くの人で賑わい活気が溢れます。美味しいものをいただけるのは当然ですが、市場の人の元気な声があちこちで響き渡るのも、また元気のお裾分け。これが唐戸市場です。
市場の外には関門海峡と、その奥には関門橋も見渡せる絶景スポット。福岡からなら、車でも公共交通機関でも訪れることができます。九州と本州の橋渡しのエリアのグルメ観光スポット。青空の下で、絶品の海の幸を堪能してみてはいかがでしょうか。
唐戸市場
住所:山口県下関市唐戸町5−50
営業時間:月〜土 5:00〜15:00
日・祝 8:00〜15:00
※店舗により変更有
定休日:水曜日 年末年始 ほか
駐車場:施設内・近隣有料
公式HP:karatoichiba.com