はらぺこライターの旅人間です。今回は長野県茅野市から食レポです。茅野市を車で走っていると「焼き味噌ラーメン」の看板がチラホラと。そうか！信州味噌ですね。

ご存知でしょうか？マルコメみそ、タケヤみそ、ハナマルキなど、大手味噌メーカーの約4割が信州味噌の長野県が発祥なんですよ。

焼き味噌ラーメン、これは食べておかないと！

という事で、やって来たのは「麺屋蔵人 茅野本店」と言うお店。

なかなか雰囲気の良い店構え。それもそのはず！この店舗はかつて味噌や醤油の原料である豆を貯蔵していた蔵だったそうな。

豆の蔵で食べる「焼き味噌らーめん」いいですねー。

お店の中に入ると…蔵らしい重厚さがありながらも木の温もりを感じます。

かつてココに豆がいっぱい貯蔵されていたことを想像すると、入口の案内に書かれていたように「豆の詩が聴こえて来そう」です。この独特の雰囲気がたまりません。

色々とメニューは豊富で、最初は普通の「焼き味噌らーめん」かな。

少し補足ですが…焼き味噌ラーメンの中には、冬季限定で「酒粕焼き味噌らーめん」と言うメニューもあって酒粕玉入りだそう。寒い日など絶対に食べたいヤツです。

ただし、酒粕にはアルコール成分が含まれているので運転手はペケ。注意書きはありますが、注文時はお気を付けください。

さて、今回は「焼き味噌らーめん」のチャーシュー麺にしました。そして一人鍋のスタイルで鉄鍋にアツアツ状態で到着です。

これはなかなかのインパクト。すごいね！

チャーシューの大きさも申し分なし、味わいも良し、メンマも柔らかい。

そしてスープを一口飲んでみると…

見た目はコッテリしてますが、意外と優しい味です。一瞬、味が薄い？って感じますが、そうではない事がスグに分かります。とっても食べやすいです。

少し箸を入れると、味噌の香りと湯気がぶわっと立ち上がります。

そして麺は味噌に負けないコシと旨味がある多加水太麺を厳選したそうですが、確かにしっかりした味わいです。最後までアツアツで「フーフー」しながら食べる。コレ最高です。

クセになる味わいで、とにかく食べやすい。味噌が強かったり、こってりしているのは…って方でも美味しく食べられる味ではないでしょうか。

味噌の原料である豆を貯蔵してた蔵の中で名物「焼き味噌らーめん」、おすすめですよ。