【札幌市中央区】サッポロファクトリー&創成川が秋景色に!
ここにきて、札幌は少し夏に戻ったかのような陽気もちらほら感じますが、朝夕の涼しさなど、確実に秋が進行しています。
今日はガイド仕事中に出会った、創成イーストの秋の景色2つを、取り急ぎ報告します。
創成川公園
創成川公園はちょうど良い感じに秋の色の重なりを見せ始めています。どこをとっても緑から黄金色に至るグラデーションが楽しめます。
その中で、9月末から川岸の「ミヤギノハギ」が満開となっています。そろそろ終盤かな、という感じですかね。お天気次第ですが、ちょうど、川に細かい赤紫の可憐な花びらが流れていくのが確認できます。
これが「ミヤギノハギ」です。
ところが川の流れを見ていると、その赤紫の花びらと共に、同じ大きさの白い花びらも結構流れてきます。この花は「シラハギ」です。南2条(この写真を撮影している場所。向こう岸には安田侃氏の「天秘」が見えます。)から南4条位にはミヤギハギに混ざってシラハギも多いのです。
この紅白の花びらが川面を流れているのは、もう数ブロック北の橋の上からでも確認できました。
初夏のライラックと共に、秋のハギも創成川を彩る大切な花。明日のお昼休みなどにちょっと足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
サッポロファクトリー レンガ館
いっぽう、サッポロファクトリーのレンガ館の見事な南側の壁のツタも、ついに色づき始めました!
西側側面の方が、少し色づきが進むのが早いようです。
このレンガ建造物群は1892年から順次「サッポロビール第一製造所」として建築されました。現在は耐震工事中で内部は利用できませんが、外壁の紅葉は札幌市のランドマークのひとつとして、今年も私たちを楽しませてくれます。(ちなみにサッポロビール博物館&ビール園が第二製造所です。)
ここのレンガは野幌製だと思う方が多いようですが、野幌にレンガ製造工場が多くなったのはもう少し後のことです。というわけで、白石村にあった「鈴木煉瓦製造場」で作られたレンガを主に使用しています。どうやら現在の恵佑会札幌病院の付近にその工場はあったようですね。
紅葉とナナカマド、キレイですね!
さて、このレンガ壁の紅葉は、いつがピークとなりますでしょうか。
過去の私のフォトフォルダを見ていると、10月末には、赤と緑が壮麗な色彩美を描いていることが確認できました。
そして11月の頭には、真っ赤に燃え盛るようです。
今年はどうでしょうかね?観察したいのですが、私はその時期、札幌におりませんので、きっとガイド仲間に特派員になってもらおうと思います。
それでは、今週は札幌の秋を楽しみましょう!
■創成川公園■
住所:札幌市中央区南3条東1丁目(エリアは北1条から南4条まで、創成川の両岸に広がっています)
連絡先:011-241-4100 (創成川公園管理事務所)
全長:820メートル
オフィシャルサイトは、こちら。
■サッポロファクトリー■
住所:札幌市中央区北2条東4丁目
連絡先:011-207-5000
オフィシャルサイトは、こちら。