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【葛飾区】まだ間に合う花菖蒲の穴場!水元公園「水生植物園」横の菖蒲田は静かに楽しめる花菖蒲のスポット

ASA24ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

水元公園の「花菖蒲田」では、艶やかな花菖蒲が見頃の後半です。小合溜沿いの2号田や八つ橋が架かる14号田などは、今も色とりどりの花が咲き、多くの人が訪れています。
実はひそかにおすすめしたいのは、園内北部にある「水生植物園」の横の菖蒲田。こちらでもまだ花菖蒲の見頃が続いています。訪れる人が少ないため、静かに花を楽しめるのが魅力です!
(写真はすべて2024年6月13日撮影)

「水生植物園」横の菖蒲田を彩る花々
「水生植物園」横の菖蒲田を彩る花々

水生植物園があるのは広大な園内の北部。草原が広がる「中央広場」の近くに、大きな池を有する「水生植物園」があります。木道が架かる池の西側には、八面の菖蒲田が並んでおり、現在は濃い紫色や淡いライラック色、純白の花菖蒲が美しい花を咲かせています。

水元公園の案内図。赤丸の中が水生植物園横の花菖蒲田がある場所
水元公園の案内図。赤丸の中が水生植物園横の花菖蒲田がある場所

色とりどりの花菖蒲が咲く
色とりどりの花菖蒲が咲く

このエリアでは、菖蒲田に沿ってのびるあぜ道から、美しい花々を眺められます。舗装されていない道から見る花菖蒲には、自然の中で咲き誇る生命力を、より強く感じます。菖蒲田の北側の木陰にはベンチが並んでおり、落ち着いた環境でゆっくり花菖蒲を楽しめますよ。

あぜ道から眺めた花菖蒲
あぜ道から眺めた花菖蒲

木陰のベンチから広い菖蒲田をのぞむ
木陰のベンチから広い菖蒲田をのぞむ

菖蒲田の西の端には、屋根が付いた大きなあずまやがあります。こちらは休憩しながら花菖蒲を見るための特等席。飲み物や軽食などを楽しみながら、目の前に広がる花々を眺めると、最高の時間を過ごせます。

陽射しをさえぎりながら花菖蒲を眺められるあずまや
陽射しをさえぎりながら花菖蒲を眺められるあずまや

咲き誇る花菖蒲の奥にあずまやが見える
咲き誇る花菖蒲の奥にあずまやが見える

こちらの菖蒲田は、杭やロープで遮られることなく、自然な状態で花菖蒲を眺められるのも魅力です。しかし菖蒲田の中に入ることは禁止されています。美しい花を守るために、足を踏み入れないようご注意くださいね。

菖蒲田に立ち入らないよう注意喚起する看板
菖蒲田に立ち入らないよう注意喚起する看板

菖蒲田の西側には、「品種保存園」の木の看板が立つエリアがあります。こちらで育つ花菖蒲も、鮮やかな色合いが見事です。水元公園に咲く豊かな品種の花菖蒲たちが、大切に守られていることを実感する場所です。

木で出来た「品種保存園」の看板
木で出来た「品種保存園」の看板

多彩な色合いの花々が並ぶ
多彩な色合いの花々が並ぶ

この週末に水元公園へ花菖蒲を見に行かれる方は、静かに花菖蒲を楽しめる、水生植物園の横の菖蒲田へも足を運んでみてはいかがでしょうか。穏やかな環境で眺める花々に癒されます!

名称: 都立水元公園 「水生植物園」
所在地: 東京都葛飾区水元公園
アクセス: JR金町駅から京成バス 戸ヶ崎操車場行き(金61)または西水元三丁目行き(金62)で「水元公園」下車、徒歩約7分/JR金町駅から「水元公園循環バス ファミリーシャトル」で「水元大橋・噴水広場」下車(土・日・祝のみ運行/運行期間3月1日~11月30日)
水元公園HP: https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index041.html

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ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今は東京の下町情緒が大好き。葛飾区の素敵なところをどんどん広めたいです。

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