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【葛飾区】紅葉がせせらぎの小路を美しく彩る!曳舟川親水公園の木々が鮮やかに色付く

ASA24ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

水路のせせらぎが訪れる人を和ませる「曳舟川親水公園」では、現在紅葉が進んでいます。南北約3kmに渡る敷地の遊歩道は、散策やジョギングを楽しむ地域の人々の憩いの場。お花茶屋駅前の「広場ゾーン」から、曳舟十三橋跡地まで歩いて、鮮やかに染まる木々を見てきました!
(写真はすべて2024年11月12日撮影)

曳舟川親水公園「広場ゾーン」の入口
曳舟川親水公園「広場ゾーン」の入口

京成線お花茶屋駅の北1出口を出て、東へ進むとすぐに、曳舟川親水公園の広場ゾーンがあります。入口の石銘板の向こうには紅葉した桜の木々が並び、広場の花壇ではこんもりと丸いコキアが真っ赤。花壇から野外音楽堂がある公園の北西側を見ると、イチョウ並木が黄色く染まっています。どこを向いても鮮やかな、秋らしい眺めが見事です。

花壇のコキアや野外音楽堂沿いのイチョウ並木が鮮やか
花壇のコキアや野外音楽堂沿いのイチョウ並木が鮮やか
イチョウの黄葉に真っ赤な葉が映える
イチョウの黄葉に真っ赤な葉が映える

「曳舟川」とは、江戸時代に農業開発のために築かれた葛西用水の呼び名です。この公園は、かつてここを流れていた曳舟川の面影を残し、水をテーマとして整備した遊歩道が中心になっています。広場ゾーンから北へ歩いて遊歩道に入ると、小路沿いに並ぶ多くの種類の木々が紅葉中。歩き進むほどに鮮烈な景色に出会います。

遊歩道を染める紅葉した桜の木々
遊歩道を染める紅葉した桜の木々

色付いた葉が屋根のように遊歩道を覆うのは、「郷土と天文の博物館」の近くの「水遊び広場」のエリア。赤やオレンジに色付いた桜の木々が、レンガ作りのアーチを思わせる美しさです。夏季には子供たちでにぎわう水遊び広場は、現在はオフシーズンですが、水の流れがなくても明るい色に染まった木々が華やかです。

レンガ色の葉が連なる様子が鮮やか
レンガ色の葉が連なる様子が鮮やか

「白鳥北公園」付近の遊歩道の紅葉も見応えがあります。水路に沿って立ち並ぶ木々が深い紅色に染まっており、まさに秋真っ盛り。散策の足を止めて見入りたくなる光景です。

水路沿いを染める見事に紅葉した木々
水路沿いを染める見事に紅葉した木々

穏やかな水の流れを見ながら、紅葉を楽しめるのがこのエリアの魅力です。水路に架かる小さな橋からあたりを見渡すと、秋の森の中を歩いているような気分を味わえます。より近くで水路の様子を見られる、ウッドデッキもありますよ。

水の上を彩る紅葉
水の上を彩る紅葉
水路に設置されたウッドデッキからも景色を眺められる
水路に設置されたウッドデッキからも景色を眺められる

曳舟川親水公園の紅葉はこの先も進んでいきます。歩きやすい靴で足を運んで、水路沿いの散策を楽しんでみてくださいね。鮮やかな木々とせせらぎに癒されます。

名称: 曳舟川親水公園
所在地: 東京都葛飾区亀有4-17地先から四つ木4-25地先まで
(記事の写真は葛飾区白鳥3-32地先から葛飾区白鳥2-1地先のエリア)
開園時間: 常時開園
アクセス: 京成線 お花茶屋駅より徒歩約1分
公式HP: https://www.city.katsushika.lg.jp/institution/1000096/1006895.html

ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今は東京の下町情緒が大好き。葛飾区の素敵なところをどんどん広めたいです。

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