売れる人の口癖・売れない人の口癖【無意識に”稼げない言葉”使ってない…?】
稼ぐ言葉の法則「新・PASONAの法則」と売れる公式41 神田 昌典著 (ダイヤモンド社、2016)より
稼ぐ人の口癖(1)「そうか、これは面白くなってきた!」
稼げる人は、どんな不利な状況に置かれても、自分ができることを考えます。
あるエリート社員が左遷されて窓際に追いやられた時に、誰もが彼は会社を辞めるだろうと思ったそうです。しかし、彼は「これはチャンスだ!」と考えました。今まで上司の根回しに使っていた時間を、部下たちへ費やし、さらに自らのマネジメント力を伸ばしました。結果的に、会社からは何のサポートを受けられないにもかかわらず、部署の売り上げは3倍へ躍進したそうです。
稼げる人は、変化を受け入れることができます。一見、不運な状況に追い込まれても、「これはチャンスだ!」と考え、自分にできることにフォーカスします。
どんな不運な状況に感じられても、「これは、面白くなってきたぞ!」そんな前向きな気持ちを忘れなければ、解決策は必ず見つかるものなのかもしれませんね。
(NG: 稼げない人) 「こんなことは、あってはならない。」
一方で、稼げない人は、変化を受け入れられないので、不満や文句ばかり口から出ます。結果的に、変化の先にあるチャンスも逃してしまします。
稼ぐ人の口癖(2) 「この商品を活用すれば、〇〇できます。」
商品の価値を伝えるには、7つ以上のベネフィットを買い手視点で伝える必要があります。
- 「この商品を使えば、〜できるようになる」
- 「この商品を使えば、〜になれる」
7つ以上、というのがポイントです。複数の説明をすることで、こんなにたくさん効果があるんだ!と思ってもらうことができます。また、買い手視点の言葉を使うことで、実際に商品を使って「現状よりも良くなるイメージ」をしてもらいやすくなります。
(NG: 稼げない人)「この商品は、〇〇です。」
商品説明は、顧客へのラブレター。きちんと商品を学んで、いろんな角度から説明できるようにすると良いそうです。
稼ぐ人の口癖(3) 「どうすれば最高の交流を設計できるか?」
最初から商品やビジネスが完璧である必要はありません。むしろ、そこに関わる人たちの交流から生まれる、経験や成長のプロセスがあってこそ、人を感動させられる最高のものが生まれます。障害や衝突を乗り越えていく会社の成長を、自分の成長と重ね合わせるからこそ、人は応援したくなるのです。
例え、最初は衝突や不満があったとしても、「ご意見を伺いたいのですが」「ご相談してもよろしいでしょうか?」と多くの社員や顧客から意見を聞いて、「自分の功績や学びになる」関係者を増やしていく人は、ブレイクスルーを起こすことができる、と言います。
(NG: 稼げない人)「どうすれば、自分の実績をあげられるか?」
(著者の神田昌典さんについて)
著者の神田昌典さんは、マーケターや経営コンサルタントとして有名な方です。
「ダイレクトレスポンスマーケティング」や「(新)PASONAの法則」を日本に普及させました。作家としても活躍されていて、著書は80以上、累計400万部以上の売り上げがあります。
(この本のおすすめポイント!)
この記事では、本で紹介されている全41の法則のうち、3つの法則をピックアップさせていただきました。他にもたくさんの、「稼げる人が使っている言葉」・「稼げない人が使っている言葉」が紹介されています。気になった方は、ぜひ本を読んでみてくださいね。
稼ぐ言葉の法則「新・PASONAの法則」と売れる公式41 神田 昌典著 (ダイヤモンド社、2016)
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!素敵な本と出会えることを祈っています。