40代で差がつく!お金が「貯まらない人」と「貯まる人」の3つの違い
「お金が貯まる人」と「貯まらない人」の差は、年を重ねるごとに現れやすいもの。単に、収入の高低だけでは言い切れない、両者の違いはどこにあるのでしょう。
今回は、家計管理アドバイザーから見た「お金が貯まらない人と貯まる人の違い」を紹介します。
1:お金の勉強への意欲
当たり前のようですが、お金が貯まらないことに悩んでいる人は、そもそもお金に関心を持っていないことがよくあります。当然、お金の勉強をするなどの意欲もなく、何とかしなければと思いながらも何もしないという人が圧倒的に多いのです。
若い時についたお金の習慣は、中年以降になおすことも難しい場合も多く、それがそのまま中年以降の貯蓄の差として現れてしまうというケースも多く見られます。
お金を貯めたいと思うなら、まずは家計簿をつけるなど、家計の現状把握から始めることをおすすめします。
2:お金の計画性
お金が貯まらないことに悩んでいる人は、そもそもお金の計画を立てないという人が多い傾向があります。
欲しいものがあれば飛びつくように購入し、あとから支払いに悩んだり、子どものためだからと、収入に見合わない教育費の負担を行きあたりばったりに決めてしまったりと、お金の計画を立てる習慣がないことが中年以降の貯蓄にも響いてしまうのです。
もちろん、あまりに細かくお金の計画を立てる必要はありませんが、何歳までにいくら貯めたいのか、そのために今はどの程度の支出なら許容できるのかなど、お金の基本的な計画は、できるだけ早いうちにたてましょう。
3:パートナー間での家計の連携
単身世帯の人であれば、自身の収支を見直すだけで家計の見直しを完結させることも可能です。
しかし、パートナーがいる世帯では、家計の見直しは単独で行うことができない場合が多く、なかでもお子さんがいらっしゃるご家庭では、連携できるところでしっかり連携できている世帯ほど、中年以降の貯蓄にも安定性が出てきます。
もちろん、全ての情報をパートナー間で共有する必要はありませんが、見て見ぬふりを続け、後から後悔するような事態にならないよう、日頃からお金について話し合う習慣を持つことが大切です。
まとめ
いくら収入が高くても、支出が多くなりすぎれば、家計は火の車になります。
若い頃からのお金の習慣が、大きな差となって現れやすいのが中年以降の家計ですから、お金が貯まる人が当たり前と感じることを習慣化すると、中年以降の家計の安定につながるはずですよ。