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「無理なくお金が貯まる人」はやっている。貯金に失敗しない人の“貯まるコツ”とは?

あき/家計管理アドバイザー家計管理アドバイザー

貯金を続けるために、無理なくお金が貯まる人は、どのような工夫をしているのでしょう。

今回は、家計管理アドバイザーから見た「無理なくお金が貯まる人のコツ」を紹介します。

1:予算にゆとりをもつ

貯金が苦手な人は、貯金を頑張らなければと思いすぎて、達成できないような苦しい金額を予算にしてしまいがちです。そして、予算を守れない自分を責めるなど、貯金を続けることが、精神的に苦しくなってしまうことも。

一方、無理なくお金が貯まる人は、達成できないような苦しい予算を立てることを避ける傾向があります。なぜなら、予算は達成するためにあるのであって、理想で立てるものではないと考えているからです。

貯金を続けることが苦しいと感じる人は、まずは立てている予算が厳しすぎないか見直すとよいでしょう。一時的に貯蓄予定額が減っても、まずは必ず達成できる予算を立てることから始めると、挫折しにくく、上達するにつれて予算を減らすなど、より上級の節約にもチャレンジしやすくなりますよ。

2:固定費を増やしすぎない

貯金が苦手な人は、あれもこれも必要だからと固定費を容易に増やし、膨らみ過ぎた固定費から残ったお金で苦しいやりくりを頑張ろうとしがちなものです。

一方、無理なくお金が貯まる人は、特に固定費については、できるだけ少なくしようと頑張る傾向があります。できるだけ少ない固定費から残ったお金でゆとりをもってやりくりすることを好むため、貯蓄がしやすくなるだけでなく、節約をしつつも生活にうるおいを出すことも可能になるのです。

貯金を続けることが苦しいと感じる人は、まずは必要以上に固定費が増えすぎていないか確認しましょう。日々の食費を削って貯金をするより、固定費を減らして貯金をする方が、気持ちも楽になるはずですよ。

3:自分に合った節約だけを残す

貯金が苦手な人は、貯金はあれもこれも一生懸命頑張らないと達成できない難しいことと考えがちです。そのため、本や雑誌で気になる節約術を見ると、何でも真似して取り入れようとしてはうまくいかず、結局挫折してしまうことが多いのです。

一方、無理なくお金が貯まる人は、あれもこれもと欲張るのではなく、自分に合ってないと感じる節約術はやめるなど、できるだけ楽をして貯金に成功しようとする人が多く見られます。


真似からスタートするのは大切なことですが、あれもこれもと手を出しすぎないよう、ひとつ始めたらひとつやめるなど、やるべきことを減らすだけで、貯金を続ける苦しさを軽減することにつながるはずですよ。

まとめ

せっかく貯金ができても、毎日苦しい思いをするのは大変ですよね。


無理なくお金を貯めたいなら、できるだけ苦しい思いをせずに長期的に継続できる方法を取り入れ、貯金が楽しいと思える仕組みを作りましょう。

家計管理アドバイザー

家計簿・家計管理アドバイザー。東京都在住。子供3人の5人家族の主婦。家計簿歴20年以上。主婦業、家計簿、家計管理、ポイ活などが専門。テレビ出演や雑誌などへの掲載多数。著書に「あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」「ズボラ家計簿」練習帖(講談社)など。

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