文明堂さんが東京進出をされてから今年で101年。

1900年に長崎にてその歴史が始まった文明堂さんは、東京では百貨店を中心に展開をはじめ、特に百貨店での実演販売を始めて実践したということでも話題を集めました。

心安らぐ味わいは、そのネームバリューに腰を据えるだけではなく、常に未来を見据えて行動するという創業時からの経営理念あってこそ。

そんな文明堂さんには、2022年発足の新宿伊勢丹限定の「匠の焼き菓子CONGALI文明堂」という新ブランドが存在するのをご存じでしたか？100年を超える歴史の間に培われた技術が集約されたブランドには、新宿伊勢丹ならではの甘くて美味しいお菓子が勢ぞろい！

その中の一つ、「こぐま焼き」を今回はご紹介。

正面に持ってきても目を逸らしているようなお顔、なんとも愛嬌がありますね。どうにかして目を合わせたくなってしまうのは私だけでしょうか。こちらのつぶらな瞳を再現するために何度も試作を重ねたとのこと。

お鼻のふっくらとした膨らみ、くりんとまんまるなお団子型のお耳にも注目したいところ。細部までの拘りと愛情が感じられます。

この可愛らしいお顔とサイズ感から漂う濃厚な蜂蜜の香りに、驚かれる方も沢山いらっしゃるのでは。目の覚めるような、甘く華やかな芳香。

しっとりとした焼き肌とふわっとした食感を引き立ててくれるのは、丁寧に仕立てられた皮むき餡。ややさっぱりとしたあんことの一体感を感じつつも、蜂蜜の美味しさを全面的に押し出したリッチな味わいです。

キュートでレトロな人形焼きは、東京限定ではなく、新宿限定という希少性の高いお土産になりそうですね。

お日保ちは翌日までですので、翌日の朝ごはんなんかにもおすすめです♪

これからやってくるじめじめとした季節には、ちょっと明るくなれるような和菓子もぜひ。