【勉強のご褒美】やめたい人必見!物で釣って勉強させるのって大丈夫!?
幼児教育講師のTERUです。
日々の子育て本当にお疲れ様です!
今日は『勉強を頑張ったご褒美』というテーマでお話しします。
皆さんはお子さんが勉強を頑張るために与えるご褒美として、どんなごものが浮かびますか?
「お菓子」「おもちゃ」「新しいゲーム」それぞれきっといろんなものが浮かんでいると思います。
今与えてるご褒美やそもそも子どもの勉強のモチベーションを上げるためにご褒美をあげても大丈夫?など不安を抱えている方の少しの参考になれば嬉しいです!
【勉強の本質と注意点】
今回このようなご褒美の選び方をご紹介しますが、やはり勉強は『基本はご褒美などなくともできるのが一番』です。
・勉強の楽しさを感じ、自ら進んで取り組めること。
・習慣として取り組めるように親が環境を作って、勉強をするのは当たり前にすること。
勉強はこの2つのどちらかであるのが理想です。
すでにご褒美なんていらない良い環境ができているのに余計なご褒美の仕組みがせっかくのモチベーションを下げてしまうこともあるので、念のためお話させていただきました。
あくまで理想ですから完璧を求めずで大丈夫ですからね!
ですが、理想とはいえ私たち大人は理想を諦めてはいけないと思うのです。
まずは勉強を好きになってもらうために、日常の中で遊びながら勉強の要素と触れてみたりするのも良いですし、お子さんのタイプに合わせて
競争で燃えるタイプ
・適度に周りや過去の自分などと勝負できる環境を用意してあげる。
慎重タイプ
・子どものレベルに合わせたスモールステップを作り、できるようになる楽しさを感じさせてあげる。
などといった形で、その子に合ったサポートを考えてあげてほしいです。
勉強を習慣にして『学び=当たり前』にするものという感覚を養ってあげることに関しては、こちらの記事で詳しく説明していますので良ければご覧ください。
その上で、もう子どもが勉強を頑張れる方法がご褒美しか思い当たりません!という方や、すでにご褒美をあげていてそれが習慣になっていて不安です!という方は次のご褒美の選び方を参考にしてみてください。
【良いご褒美にする1つ方法】
それは『今子どもが当たり前にしていることをご褒美にする』ということです。
お子さんとの1日を振り返ってみて、お子さんが毎日楽しそうにやっていること、好きなことはなんでしょうか。
おやつ?絵本を読んでもらうこと? 1日30分のゲームやYouTubeかもしれませんし、漫画を読むことかもしれませんね。
これらのすでに毎日やっていることをご褒美にしてしまう!ということなのです。
ですが、今すでに「勉強を○日毎日したら何かを買ってあげる」というご褒美にしているのであれば、そこから「今当たり前にしていることをご褒美にすることに切り替える」なんて至難の技ですよね。
おそらく一番のネックになるであろう「どうやってご褒美を切り替えるか?」ということについて重要なポイントを3つご紹介します!
【ご褒美を切り替える時のポイント】
①日頃当たり前に少し嬉しさが増す工夫をする
・「○日勉強頑張ったらおもちゃ」から好きな絵本の読み聞かせに切り替える
今まで1日3冊読んでいた
↓
絵本を3冊+”1冊”選べる!というルールにする
・毎日30分やっているゲームをご褒美に切り替える
今まで毎日30分やっていた
↓
10日間連続できちん勉強したら1日だけ”1時間”やっていいルールにする
このようにご褒美を『普段していること”プラスα”』に切り替えることで、「今までの楽しみが増える!」というような感覚にしてあげる工夫を考えることが大事です。
②誕生日などのタイミングを利用して切り替える
タイミングとしていつもおすすめしているのは『誕生日』・『新年』・『進級』などの時期です。
このように子どもの成長を感じる時や新たな年の始まりなどは「これからは〇〇だから」と理由をつけやすいですよね。
子ども側の心理としてもなんの理由もなく切り替えられるよりは、そのような区切りのタイミングで『自分の成長と共に必要なことだ』として伝えてもらう方が納得感があります。
③ランダム性のあるご褒美にするのもあり!
ランダム性というのは子どもがご褒美に関して中毒になりづらいと言われる手法の1つです。
例えば『1週間連続できちんと勉強を終わらせることができたらクジが引ける』というルールにして、①でお話したように、日頃当たり前にやっていることをいつもより多くできるような券を用意してあげます。
・おやつが2つ食べられる券 ・10冊まで絵本読んであげる券 ・1日1時間ゲーム券 ・YouTubeが見れる券
この仕組みがお子さんにハマれば、勉強のモチベーションになるかもしれません。
どんなクジにするかお子さんと一緒に考えて作るとなお良いと思います。
もし、お子さんがどうしてもなにかを買ってもらうということが必要だと言うのであれば、クジの中の1つにおもちゃ買える券などを入れても良いかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか?
これはあくまでヒントでしかないので、もしご褒美を切り替えたいと思っている方は今回の話を参考にして、ご家庭に合う形を見つけていってくださいね。
皆さんの子育てを応援しています!