【入学準備】小学校までに「読み書き・計算」どこまでやれば良い?家庭での学習ポイントを解説!
日々の子育て本当にお疲れ様です!
今日は『小学校入学前にやっておいてほしいこと』というテーマでお話しします。
ご紹介する内容は、あくまで「どんなことをやっておくと良いですか?」と聞かれた時に私がオススメするものです。
子どもたちは何を得意として、どんなものに興味を持てるかは全然違いますのでやっておかないと絶対ダメというニュアンスで捉えないでくださいね。
お子さんと一緒にできそうなものがあればぜひ挑戦してみてほしいと思います!
【やっておいて欲しいこと】
①ひらがな・カタカナ・数字の読み書き
ひらがな・カタカナの50音と数字の1〜10の読み書き。数字が好きな子は1〜100までやっても良いですね!
よく「小学校入学前までに自分の名前をひらがなで書ければ大丈夫ですよ」という情報を聞きますが、私は現実そうではないのかなと思っています。
小学校一年生という時期は子どもが初めて親の元を完全に離れて集団の中で規律ある環境で学んでいきます。子どもの目の前に起こることは初めてのことばかり。
そんな緊張の中、教科書を与えられて文字を読まされる。休みのことを作文に書いてきてください。何ていうこともあります。
そうなると、小学校という場は「文字が読めない・文字が書けない子」にとっては辛い場所になってしまう可能性は高いです。
周りの読み書きができる子と自分を比べて劣等感を感じてしまい、勉強に対して良いイメージが持てなくなる子も少なからずいます。
そしてやはり小学校は集団授業ですから、子ども一人ひとりを集団の中で完璧にカバーできる先生は多くありません。
ですから、ご家庭での小学校入学前の文字と数字の読み書きはできればやっておいてほしいというのが私の想いです。
文字や数字の読み書きのポイント
- まずは読めることを優先して、書くことと並行して行わない
- 読みはおもちゃや子どもが興味を引く教材などから遊びを通じて行うと効果的
- ひらがなの歌や数字の歌を歌うなど楽しく口ずさむ練習をする
- 絵本の読み聞かせや自分読みに少しずつ取り組む
- 子どもがハマっているもの興味あるものに紐づけて文字や数字を覚えていく
- 書くときはまずは線をなぞるものから焦らず始めること
- ちょっとした書き間違えを指摘せず、書いたことを褒めること
- 書いたものを壁などに貼っておき、子どもの頑張りを見える化してあげること
- 数字は身の回りの数字にまつわるツールで遊びながら覚えるのも効果的
ぜひここら辺を大切にしてあげてほしいと思います!
②一桁の足し算引き算
計算において大切なのは式を丸暗記するよりもイメージで理解することです。
例えば1+1=2。
これを演習のように何度も書いて覚えて解くだけだと、原理原則がわかりません。
原理原則がわかるとはどういうことかというと、1+1=2とは何かを説明できるということです。
「ブロックが1つ。これが1。そこにブロックがもう一つやってきました。これが+1。これで2つになったので答えは2。」
というようにこの式は現実ではどのように表現されるかを理解していることが大切です。
これを理解していないと、暗記を間違えてしまったらもうチンプンカンプンです。
ですので、計算練習はプリント上の文字情報だけで行うのではなく、実際にブロックや人形などの物で理解を進めていくことが大切です。
最近の市販のテキストは優秀なので豊富な絵でわかりやすくしてくれていますが、大切なのは実際に動かすことです。
このように足し算はブロックとブロックが動いて合わさることだとイメージできるようになることが重要なので、テキストにイメージ作りを任せないことをオススメします。
これらは日常の中でいくらでもできます。
例えば引き算だとしたら、
ケーキがお皿に5個あり、1つをお父さんに取り分けた時に「5個から1個取ったら残りは4個だね!5-1は4だね!」と教えてあげます。
そんなことでOKです!
そして、計算の基本は足し算ですから、引き算の概念は足し算をしっかりと理解できるようになってから始める方が子どもの頭が混乱しないで進めることができます。
小学校入学までにまずは一桁の足し算引き算。数が好きな子は繰り上がりのある足し算引き算までできると良いですね。
いかがでしたでしょうか?
次回の記事ではさらに『できる限り習慣づけてあげて欲しいこと3つ』をご紹介したいと思いますのでお楽しみに!
今回の内容を詳しく学びたい方は動画をご覧いただければ幸いです。
皆さんの子育てを応援しています!