「本音で話そうとすると涙が出る?」その対処法について、現役プロ心理カウンセラーがお教えします。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日は、昨日の記事の続きです。
では、早速。
「『本音を話そうとすると涙が出る』とおっしゃる人の涙は、ストレスを緩和させる涙であり、身体反応です」というのは、前回お話しました。
ですから、涙は、流したほうが、身体にいいです。
涙を流すのを我慢するのは、なるべく避けたほうがいいです。
恥ずかしがることはありません。涙を流しながら、本音を言えばいいのです。そうすれば、相手に、あなたの本気度が伝わります。
それに、泣くのを我慢しようと思うと、よけいに泣けてきます。
「泣いてもいいんだ」と思う。そういう姿勢のほうが、ストレスから解放され、逆に涙が出なくなるようになります。本当です。
でも、そうは言っても、「やっぱり涙が出るのは嫌だ」とおっしゃる人もいるかと思うので、そういう人に向けて、私からメッセージをお伝えします。それは、「日頃から、もう少し、本音で生きてみては如何ですか?」「日頃から、もう少し、本音で話してみては如何ですか?」というものです。
必要以上に、人から嫌われるのを避けようとしたり、人の気分を害するのを恐れた生き方をしていると、いざ本音を言わなければならない場面になると、感情が激しく揺れ動き、涙が出てしまいます。涙が出始めてからでは、それを止めることは非常に困難です。だからこそ、日頃から本音で生きること、本音で話すことが大切…ってことです。
でもまあ私は、個人的には、日頃から人に気を使い、「いざ本音を言おうとすると涙が出てしまう」とおっしゃる人のことが、私は嫌いではないです。ですから、あなたも自分で自分のことをいじめるのはやめてくださいね。というわけで、今日は以上です。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。