【札幌市白石区】心落着く空間で、ランチ限定の「さば棒ずしセット」を、舌鼓を打ちながら頂きました。
いろはです。この度もいろはの記事をお読みいただきまして、ありがとうございます。
札幌では、気温が高めの秋晴れが続いてますね。朝晩の冷え込みもあるので風邪を引かないように気をつけて下さいね。
さて、北海道では新米の季節到来ですね。同時に新そばの季節でもあります。今回は、今が旬の北海道旭川市江丹別の新そばが頂けるお蕎麦屋さんのご紹介です。
場所は、北海道札幌市白石区のJR白石駅(南口)より徒歩約5分の立地にある、
蕎傳(そばでん)
さんです。
目を惹く立派な木造和風建築の店舗で、一見敷居が高いのでは?と気が引けるかもしれませんが、いろはの記事を読んだ後には、1度訪れてみようかな?若しくはこれを食べてみたいなと思える素敵なお蕎麦屋さんです。
北海道ではこういった木造建築は大変珍しいと思います。とても立派な太い木材を使用しているので、内外装共に素晴らしものです。高い技術を持った名匠が仕上げた建築技術を鑑賞しながら、和風の落着いた空間でお蕎麦を味わうことができます。(名匠とは・・・蕎傳さんのHPに詳細がありますので、こちらをご覧下さい)
いろはは、ランチタイムに入店です。
入店して直ぐに元気な挨拶が聞こえ、スタッフの方の丁寧な対応と共に、店内奥へと案内されます。(お昼時は混み合うので順番待ち表に名前を記入して、(写真奥の)待合室で待ちます。)
1人で入店すると、靴を履いたままで着座できるカウンター(下の写真奥)と手前の一枚板のテーブル、又は、脱靴があるので、板間にあがりテーブルで頂く形で選ぶことも出来ます。ただ、ランチの混雑している時は選ぶことは難しいかもしれません。
二時過ぎに伺ったところ、この時間は空いていたため奥の板間の席に着座しました。ここは正面に庭園を見ながらお食事が出来る素敵な席です。先客の方は、お一人の方、ご友人同士、ご家族と様々な方がいらしてました。幅広い層の方が来店されるそうです。
椅子は、和風モダンな木製の低座椅子で、座り心地がよく落着きました。この椅子なら腰や膝の調子がよくない方でも、負担が小さくゆったりと座ってお食事ができると思います。
テーブルにはメニューが置いてあり、中を見ると通常メニュー(HPよりご覧頂けます。こちらより)と下記の写真にあるランチとどちらも注文可能です。ただ、ランチは、人気のあるメニューで、お得なセットになっているそうです。
どうしよう~久々に悩むメニューです。さば好きですが、悩みました。が、お隣の男性が大きなさば棒ずしをおいしそうに召し上がってらしたので、やはり始めに気になった「さば棒ずしセット(冷たいお蕎麦)」と、単品でかしわ汁も頂くことにしました。そして、
お蕎麦を選びます。みなさんは、お蕎麦はどちらが好みですか。
更科そば-北道道産そば粉を使用-
手打ち田舎そば(100円追加)-北道道産そば粉を使用-
周りにある上品な調度品、美術品、建築技術の素晴らしさに目を奪われ、そして、目の前には和風庭園の景色が広がります。まるで小さな和の美術館です。この空間でお食事が頂けることに、贅沢で優越感を感じながらも、温かな照明と室内の土壁や木彫といった和風様式は穏やな気持ちになり、心が落着きます。これは和風建築ならではの感覚かもしれまんせんね。
「さば棒ずしセット_更科そば(冷たいお蕎麦)」と「かしわ汁」ができました。
豪華です。では、いただきます。
先ずは冷たいそばつゆで頂きます。
濃厚で鰹ダシがしっかりと効いている奥深いつゆは、お蕎麦にしっかりと絡みこのまま箸が止まらなくなりそうです。
そこで、箸休め(お漬け物、温泉卵)を頂き、
次はかしわ汁を頂きます。
こちらは熱々の鶏の出汁が効いたつゆです。白・青のネギが大きくカットされたものと道東産の親鳥の肉が多く具材として入っているので、食べ応えがありました。お蕎麦と頂くと、少し甘みを感じる鶏のだし汁がとても合います。
本当に透明感あるコシの強いお蕎麦で、つるつると舌触りがよく滑らかで、口当たりがよいのでさらさらとおいしく頂けます。一人前で茹で上がりの重さが平均220gほどだそうで、丁度よい量でおいしく頂き大満足です。
かしわ汁は人気が高く、「かしわセイロ」で注文する方、または、いろはのような組み合わせをされる方も多いそうです。確かに、この組み合わせは、冷たい、温かいそれぞれのつゆでいただけて、満足度が高いですね。
「かしわセイロ」とは、
道東産(北海道の道東地域産)の親鳥を使用しただしの旨さが抜群のかしわ汁付きのセイロ(冷たいそば)です。熱いつゆで冷たいお蕎麦をいただけます。
さば棒ずし
やった!さば棒ずし頂きます。と、お皿を手にしたところ、ふるっとお寿司が震えるんです。それは、食べてみて分かりました。シャリがふっくら、もちっとしていて、酢の塩梅が優しくてさばの締め具合が絶妙なんです。締めすぎないように工夫しているとのことでしたが、本当においしくて、注文してよかったと思いました。こちらも堪能です。
そば湯を頂きます
温かくとろりとした乳白色のそば湯で、そばつゆとかしわ汁と両方に注ぎ、お出汁の風味とそばの香りを鼻先に感じながら、おいしく頂きました。(「かしわ汁をそば湯で割ってもおいしいですよ」とスタッフの方から教えていただき、別にそばちょこを用意してくださり、頂きました。試す場合は、スタッフの方にお声かけをしてみてくださいね。)
最後のそば湯で、身体が温まりすぅっと整う感じがして、心もお腹も満たされ、ほっこりした気持ちでお店を後にしました。
とてもおいしかったです。ごちそうさまでした。
【取材後記】
この度は取材のご快諾とご協力に大変感謝申し上げます。また、かしわ汁をお店からのご厚意によりご提供して頂きました。ありがとうございました。
最後に、どれも推しメニューなのに店長さんを悩ませてしまいましたが、
蕎傳さんの今の推しメニューを伺いました。<お蕎麦は更科又は手打ち田舎<+100円>と選びます>
- 鍋焼うどん 1350円
特製の土鍋を使用し、ぐつぐつと煮える様子に皆さん驚かれるそうです。人気商品です。
- 種込<たねこみ>そば 1480円 (温かいお蕎麦)
自慢のかしわそばに大きなえび天が1本のっています。かしわそばは道東産の親鳥を使用し、この鳥肉でしか出せない旨さがあります。
- かしわセイロ 1200円 前述のとおりです。いろはも推しです。
無理を言ってすみません・・・。
では、人気メニューはというと・・・<お蕎麦は更科又は手打ち田舎<+100円>と選びます>
- 天セイロ 1730円 大きなえび2本と野菜の天ぷらがのっています。
- かしわセイロ 1200円 これは間違いなくおいしかったですよ。
- とりしょうがそば(温かいお蕎麦) 1050円 体の芯から温まります。
来店時の参考になるといいなと思います。
今回のお蕎麦屋さんはいかがでしたでしょうか。
気になる方は、蕎傳さんのお蕎麦をぜひ召し上がってみてください。
【店舗情報】
蕎傳(そばでん)
住所 /札幌市白石区平和通6丁目南3-14
電話番号 / 011-862-2000
営業時間 /平日11:00-15:00/17:00-20:30(ラストオーダー 20:00) 土日祝11:00-20:30(ラストオーダー 20:00)
ランチタイム /平日のみの 11:00-15:00
定休日 /毎週火曜日
駐車場 /有り(店舗内敷地と店舗の道路を挟んだ向いにある第二駐車場
支払い方法 /現金とクレジットカード(VISAとマスターのみ)
HP /こちらです。
甘味 /有り(そばぜんざい・クリームそばぜんざい・特製アイスクリーム<バニラ・抹茶>)
●そばぜんざいオススメです
※17時からの一品メニュー、晩酌セットあります。
●駐車場がいっぱいの状態でも、店内ではお席の空きがある場合があるそうなので、お店に直接問い合わせてみてもいいかもしれません。
※こちらの情報は、2022年9月の取材時のものです。
最新の店舗情報は、HP等にてご確認の上ご来店ください。