【四條畷市】刀剣ファン注目 四條畷神社の厄除大祭に「備州長船住長守」登場 2月3・4日開催
四條畷神社では2月3日、4日の両日、厄除大祭の開催が予定されています。神事では、明治天皇恩賜の日本刀「備州長船住長守(びしゅうおさふねじゅうながもり)」を使った「刀祓いの儀(かたなはらいのぎ)」も行われるとのことです。
街に掲示されたポスターや大橋弘邦宮司の話によると、備州長船住長守はかつて国宝に指定されていましたが、1946(昭和21)年に発生した社務所の火災の被害に遭い、指定が取り消しに。その後、「日本刀剣保存会阪神支部」の奥野重正氏らの数年にわたる尽力により、2014(平成26)年に往時の輝きを取り戻すことができたとのことです。
神事は3日、4日の両日とも、午前11時と午後3時の2回行われます(祈祷する場合は初穂料5千円)。
加えて、午前10時00分〜同45分と午後2時00分〜同45分には、本殿前で備州長船住長守を無料で観覧できるとのことです。筆者は刀剣にくわしくありませんが、ファンにとっては魅力的かも知れませんね。
大橋宮司は「災厄を逃れてきた備州長船住長守で、皆さんに降りかかる諸々の災厄を祓い切り、平常な1年を祈願したい」と、厄除大祭への意気込みを語ってくれました。
四條畷神社
所在地:大阪府四條畷市南野2-18-1