東大本郷キャンパスで初のパレスチナ連帯アクション 追悼の意を込めて赤の涙を書く
イスラエルの侵攻により亡くなったパレスチナ人を追悼し大きな白いキャンパスに赤い涙を描くアクション「Tears for Palestine」が東大本郷キャンパスで行われた。
8bitNewsのArtivist、黒部睦が現場を訪ねた。
東京大学駒場キャンパスでは、パレスチナに連帯するキャンプやガザ出身の詩人の詩の朗読会、デモなどを行ってきた。本郷キャンパスで大規模なパレスチナに連帯したアクションが行われるのは今回が初めて。
アクションが行われた6月5日は「ナクサの日」(後退の日)。1967年第三次中東戦争にてヨルダン川西岸やガザ地区などをイスラエルに占領されパレスチナ人が避難を強いられたことを思い起こす日とされている。
10月7日から激化したイスラエルによるガザ攻撃は現在、避難民が集まるガザ最南部のラファのキャンプへの爆撃を続けている。また、ヨルダン川西岸地区でも民間人が殺害されている。
主催団体SNSでは「日本の大学がイスラエルと学術的な協調を行うことは、軍産学の連携が緊密なイスラエルにとって直接的に虐殺の援助に繋がる。」とした上で、イスラエルの大学やその他学術機関との共同研究や学生間のプログラムなどを含むすべての組織間の関係を断つよう求めている。