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【秋田県横手市】あの雄物川の名店で出会った夏の味!『髙昭食堂』の漢気あふれる冷やし中華とは?

KANEYANWEBライター/地域クリエイター(大仙市・横手市)

春の特番でも話題に!雄物川で愛されている老舗食堂を再訪!

雨が上がり、夏と漢の時間が始まる。

横手市雄物川の商店街に一軒の老舗食堂がある。そう、今年の春に放送された特番「秋田ラーメン総選挙 外伝」でも話題になった『髙昭食堂』だ。記録的な大雨が上がり、聞こえる夏の気配。ガッツリ暑くなるこれからの季節を前に、今日は雄物川でパワーチャージといこう。

髙昭食堂(味の店 髙昭)
髙昭食堂(味の店 髙昭)

暖簾をくぐった先で待つ昭和の香りと、大量の品書き。そして見上げると目が合う若き日の横綱・貴乃花。奥の小上りからは、常連さんの賑やかな話し声とラーメンを啜る小気味いい音が聞こえてくる。変わらないなぁ。この店を訪れるのは昨年の5月以来だが、あの頃と同じ景色が私を落ち着かせてくれる。

大量の品書きと、店主の息子さんを抱っこする若き日の横綱に注目!
大量の品書きと、店主の息子さんを抱っこする若き日の横綱に注目!

品書き

品書き(男のラーメン、焼肉ラーメンなど)
品書き(男のラーメン、焼肉ラーメンなど)

男のラーメン:650円、焼肉ラーメン:700円、髙昭ラーメン:600円など。

品書き(男のスタミナ焼肉ラーメン、つけめんなど)
品書き(男のスタミナ焼肉ラーメン、つけめんなど)

男のスタミナ焼肉ラーメン:850円、つけめん(並):700円、肉玉やきそば:600円など。

品書き(油そば、炒飯など)
品書き(油そば、炒飯など)

油そば:600円、炒飯(チャーシュー/焼肉):600円、冷やし中華:750円など。

数あるメニューの中から、自分好みの一品を見つける。これがこの老舗食堂を楽しむ秘訣だ。人気の焼肉ラーメンや、店名の冠をかぶった髙昭ラーメンなど精鋭揃いの品書きから今回私が指名したのは、夏の風物詩・冷やし中華。そう、タイトル画像を見てご存じだと思うが、タカショーの冷やし中華はひと味違うのだ。

ハムの代わりに焼肉が参戦!『髙昭食堂』のパワフルな冷やし中華に舌鼓!

冷やし中華:750円
冷やし中華:750円

注目の冷やし中華が到着。まず特筆すべきはその具材だ。ハムの代わりに、ドデカい焼肉が参戦。肉と冷やし中華。今まで交わることのなかった両雄が、ここではナチュラルに共演を果たしている。錦糸卵の代わりに、ゆで卵が使われているのも面白い。

冷やし中華と焼肉の共演に注目!
冷やし中華と焼肉の共演に注目!

さっそく迫力ある具材の山から麺を救出。そしてその勢いで、隣に鎮座する肉を食らう。うん、こいつはアリだ。王道の醤油ダレをまとった中華麺と、甘辛く味付けされた焼肉が、絶妙なコンビネーションを発揮。他店ではお目にかかれない異色な組み合わせだが、私はとても気に入った。

冷やし中華では珍しい「ゆで卵」の姿も!
冷やし中華では珍しい「ゆで卵」の姿も!

ガツンと食べごたえのある肉を食べた後は、レタスやキュウリで口を爽やかに。特に細くカットされた大量のキュウリが、高校球児をサポートする女子マネージャーの如く、このパワフルな冷やし中華を優しく支えている。極太のメンマやゆで卵の存在も嬉しい。

腹が減ったらタカショーへGO!
腹が減ったらタカショーへGO!

やっぱり『髙昭食堂』は裏切らないな。こっそりとそんなことを思いながら、麺を啜り、肉を頬張り、ついでにたっぷり野菜を摂って今日もごちそうさま。数あるメニューの中からチョイスした冷やし中華だったが、予想通り大正解だ。

雄物川の名店で出会った夏の味。タカショーでしか味わえない男気あふれる逸品に注目だ。

【店舗情報】
髙昭食堂(味の店 髙昭)
住所:秋田県横手市雄物川町沼館沼館391
営業時間:不定~14時まで ※出前が終了次第開店
電話番号:0182-22-4269
定休日:水曜日

WEBライター/地域クリエイター(大仙市・横手市)

大仙市在住のWEBライター。趣味は酒場巡り。現在はYahoo!で地域情報を発信しているほか、秋田市のフリーペーパー「あおぽ」でグルメ記事の執筆や「大仙経済新聞」の運営にも携わっています。

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