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悪いことをするのは、お母さんタイプ(エニアグラムでいうところのタイプ2)であることが多い理由。

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

今日は、「悪いことをするのはお母さんタイプ」というテーマでお話したいと思います。

キャラ診断でいうところのお母さんタイプは、人目を気にしません。←人目を気にしないというのは、長所でもあり短所でもあります。だから、道徳観念のないお母さんタイプや精神状態が悪いお母さんタイプは、平気で悪いことをします。そう、お母さんタイプは、いい意味でも悪い意味でも恥知らずなのです。

お母さんタイプは、エニアグラムで言えば、タイプ2ということになるのですが、エニアグラムにも流派がたくさんあり、混乱する可能性が高いので、私(竹内成彦)は、「キャラ診断でいうところのお母さんタイプ」と表現することが多いです。

電車に乗る時に、平気で横入りする人も、電車の中の優先席に堂々と座ってゲームしている健康な若者も、ほとんどがお母さんタイプです。そう、お母さんタイプは、人からどう思われるか気にしないから、そんな恥ずかしいことが出来るのです。

自己啓発書などで、「人目を気にするな」という言葉を見聞きすることが少なくない私ですが、ハッキリ言って、お母さんタイプは、もう少し人目を気にしたほうがいいです。

その点、長男、長女、二男、二女、末っ子などの子どもタイプは違います。彼らは、人目を気にすることが多いので、人として、してはいけないことや恥ずかしいことはしない傾向が強いです。

悪いことをするのはお母さんタイプ

と、お母さんタイプのことを悪く言っている私ですが、生まれつき性格に良い悪いはなく、ここでも同じです。悪いことをするのは、お母さんタイプの中でも、道徳観念が低いお母さんタイプか、精神状態が悪いお母さんタイプだけです。

ありがたいことに、横入りを注意するのもお母さんタイプ、優先席に座ってゲームしている若者を注意するのもお母さんタイプです。そう、お母さんタイプは、自分がいいと思うことを積極的にどんどんしていってくれるタイプなのです。

人格が後退しているお母さんタイプは、悪党そのものですが、人格成長しているお母さんタイプは、本当に頼もしい菩薩様のようです。

というわけで、今日は、「悪いことをするのはお母さんタイプ」というテーマでお話しさせて頂きました。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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