【自意識過剰の治し方】を、精神医学と性格心理学に詳しい現役プロ心理カウンセラーが語ります。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日は、「自意識過剰の治し方」というテーマでお話したいと思います。
前回の記事では、「自意識過剰とは」というテーマでお話したのですが、今日はその続きとなっております。
自意識過剰だと、ちょっと生きづらいです。
自分が他人からどう見られているかが気になって、自由に振る舞えなくなるからです。人間には自由でありたいという根源的な欲求があるので、自意識過剰だと、それだけで欲求が阻害され、不幸になるという訳です。
よって、自意識過剰でお悩みの方は、今日の記事を最後までご覧くださって、その悩みを克服していってください。
では早速、自意識過剰の治し方をお話していきたいと思います。
1.他人に興味と関心を持つ。
自意識過剰な人は、自分に興味と関心があり過ぎです。
他者から自分がどう見られているか、どう思われているか、気にし過ぎです。だから、自意識過剰になってしまうのです。もっと他人に興味と関心を持ちましょう。自分に向ける意識を、他者に向けるようにしましょう。そうすれば、自意識過剰は治っていきます。
2.他者貢献しようと考える。
先程の続きです。他人に興味と関心を持ったら、「どうしたら自分は他者に貢献できるか?」と、それを考えるようにしましょう。そうすれば、自分に意識が向かなくなります。
ちなみに、私、竹内は、自分で言うのも大変に図々しくて気が引けるのですが、非常に内気で照れ屋で恥ずかしがり屋な男です。コンビニに行くだけで、「店員さんから、どう自分が見られているか? どう写っているか?」が気になって、オドオドしてしまいます。
自分自身、もっと堂々としていられればいいと思うのですが、なかなか難しいです。そう、コンビニにいる時の私は、自意識過剰になっているというわけですね。
そんな私が、大勢の人の前で講演できるのは、壇上にあがると、他者貢献しようという意識が強く働くからです。自分に向けている意識が、一変して他者に向かうからです。だから90分も120分も人前で話せるのです。講演中に、聴講者から自分がどう見られているかが気になっているようでは、とても講演など出来はしません。
ですから、つい自意識過剰になってしまうとおっしゃる方は、どうぞ他者貢献するんだという意識を日頃から持つようにしていってください。そうすれば、自意識から他意識に変わり、自意識過剰は治ります。
3.自己肯定感をあげる。自尊感情をあげる。
自意識過剰の人は、自分に自信がないことが多いです。他者評価によって、自分の評価が上がったり下がったりすることが多いです。だから他人の目が気になるのです。だから、思い悩むのです。
もっと自分に自信を持ちましょう。自己肯定感をあげていきましょう。自尊感情をあげていきましょう。そうすれば、自意識過剰が治ります。
「どうしたら自分に自信が持てるようになるか?」「どうしたら自己肯定感が上がっていくのか?」「どうしたら自尊感情が上がっていくのか?」
方法はいくつもあるのですが、先程お話しした他者貢献は、大変に有益な方法です。「自分という存在は、他者の役に立っているんだ」と思うことが出来れば、あなたの自己肯定感・自尊感情は限りなく上がっていきます。本当です。ぜひ試してみてください。
そう、自己肯定感・自尊感情をあげたかったら、他者に興味と関心を持ち、他者貢献に励め、ということです。
あと、自分に対してネガティブな言葉を使わないようにするということも大切です。「自分ってダメだなあ」という言葉を、口にしない、心の中でもつぶやかない、そうすれば、自己肯定感はあがっていきます。
4.日記を書く。
自意識過剰を治したかったら、日記を書くことを私はおススメしたいと思います。
今日、何をやって何を感じたか、自分の行動を客観的に振り返るのです。自分の言動を他者の目で見る、客観視する、そうすれば自意識過剰は良くなっていきます。とかく自意識過剰な人は、主観的に物事を見るくせがありますからね。自分を客観的に見られるようになれば、自意識過剰は収まっていくということです。
5.何か新しいことにチャレンジする。
自意識過剰な人は、どうぞ積極的に、何か新しいことにチャレンジしていってください。無我夢中で頑張れば、自分に意識を向けている暇などなくなる筈です。さらに新しいことに挑戦すれば、うまくいってもいかなくても、様々な経験をしたということで自分に自信がつきます。自信がつけば、他者からの評価は気にならなくなり、自意識過剰が良くなるというわけです。どうぞ試してみてください。
以上です。以上が、自意識過剰の治し方、5つの方法です。
というわけで、今日は「自意識過剰の治し方」というテーマでお話させていただきました。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。