【緊急対策】ペットと共に避難するための必須準備ガイド
最近、日本各地で大きめの地震が頻発しています。いつどこで地震が起こるかわからない、自分の住んでいる地域かもしれない、そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?
そしてペットを飼っている方はもちろん「ペットと一緒の避難」に対する心配もあるはず。
実は大きな災害時にペットと一緒に避難所に行くためには事前準備が必要です。
今回は災害時に慌てないために、今からできる対策をわかりやすくまとめてみました。
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ペットと避難、災害に備えるための準備の基本は4つ
1自宅での災害対策
2しつけと管理
3避難用品の準備
4避難場所の確認
基本的にはこの4つを確認する必要があります。では順番に説明していきましょう。
1自宅での災害対策は安全確保
飼い主が出かけている時でも、ペットの安全が確保できる用に、家具やケージの固定、転倒防止、落下防止などは基本の準備です。
ペットが常にゲージ内にいる場合は、家具が倒れそうな場所なども意識して、そこには決してゲージを置かないで下さい。
屋外で飼育しているペットも、周囲に倒壊の恐れがあるものがないかなど、確認しておきましょう。また火災が発生しないよう感震ブレーカーなどもつけておきたいですね。
2しつけと管理
災害対応で避難の際は、やはり日頃のしつけや管理が大切です。特にゲージを怖がらないようにするなどは、慣れない環境で過ごさなければいけない、ペットのストレス軽減にもつながります。
・ローゲージを怖がらないようにする
・鳴かない訓練をする
・ペットシートでのトイレの訓練
・各種ワクチンの接種
・マイクロチップやタグの装着
・不妊去勢処置を行う
3ペット用の避難用品の準備
ペットの避難用品や餌は誰かが準備してくれるわけではありません。あくまでも自己責任を念頭にしっかり準備してあげて下さい。人間の避難での食料、水3日分よりペットの方が日数的に多くの準備が必要です。
・ペットフード
・水
・食器
(少なくともどちらも5日分、できれば7日分以上)
・キャリーバッグやケージ
・予備の首輪、リード(伸びないもの)
・トイレ用品ペットシーツ(排泄物の処理用具も )
猫の場合は使い慣れた猫砂、または使用済猫砂の一部
*特にゲージなど一定の避難用品がない場合は、避難受け入れができないとしている避難所もありますのでご注意ください。
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4避難場所の確認
ペットとの避難で、忘れてはいけない事の一つに、他の人に迷惑をかけない事があります。中には動物にアレルギーを持つ人や強いストレスを感じる人もいます。そして、全ての避難所がペットを受け入れるわけではありません。
残念ながら受け入れ方法も、近年整備はされてきていますが、いまだすべての自治体で統一はされているわけではありません。
住んでいる自治体で事前にペット同伴可能な避難所はどこかを調べておきましょう。
また注意して欲しいのは1,2でお伝えしたワクチン接種や道具の準備などが整っている場合のみ条件付きで受け入れている避難所もあります。
ペットとの避難方法は大きくこの二つに分かれます
〇同行避難 同じ避難所に避難するが、ペットと飼い主は別々の場所に待機
〇同伴避難 避難後もペットと一緒に過ごす
同伴避難では車の中で過ごす方法も対策の一つとして取られています。
ちなみにボランティア団体などを通して一時的に預かりを受けいれてくれる場所などもありますので、こちらも事前にチェックしておくとよいでしょう。
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まとめ
いかがでしたか?愛するペットを災害から守るためには、ペットの災害について、事前に資料(ガイドライン)を確認したり、飼い主同士で災害準備など情報を共有し合ったり、事前の準備が大切です。ペットは家族、その命を守れるのは飼い主の準備が大きく左右すると言っても過言ではありません。いざという時に後悔しないように今から安心できる準備をしてあげましょう。
参考資料:環境省
災害、あなたとペットは大丈夫?人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>
ペットの災害対策
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