三日坊主になりがちな人が早めに見つけておくといいこと
語学の勉強、エクササイズ、習い事・・・意気揚々と始めたものの、いつの間にかやめてしまっていた、ということは誰にでも一つや二つあるのではないでしょうか。
12年以上習い事の講師をしていて、学んだことをうまく習慣化できる人とできない人には、大きな違いがあることに気付きました。それは、
続けられる人は、自分の「挫折パターン」を自覚している、ということ。
挫折パターンは人によって違う
たとえば、
・仕事が忙しい時期にリズムが途切れてやめてしまう。
・早めに成果が出ないとやる気が続かない。
・ちょっとできるようになると飽きてしまう。
・最初に張り切りすぎて難しいことをやろうとして挫折する。
などなど、続かない理由は人によって様々ですが、続けられる人は自分の挫折パターンをしっかり自覚していて、対策を立ててからスタートしていました。
ちなみに、私の挫折パターンをよくよく思い返してみると、「体調不良」がきっかけになることが多くありました。
・高熱を出すなどして数日寝込む
→続けていたことが途切れる
→なし崩し的にやらなくなる
このパターンで挫折してしまったことがいくつもあります。
せっかく続いていたことも、一旦途切れると気持ちが離れてしまい、しばらく経って「もしあのまま続けていたら今頃は…」と思うこともしばしば。
でもこのパターンを自覚してからは、体調がある程度もどってきた時点で1分でも1ページでもいいから取り掛かり、離れそうになる気持ちを早めに戻すようにしたので「本当は続けたかったのにやめてしまった」を格段に減らせるようになりました。
あなたはどんな時にフェードアウトしていますか?
習慣化のノウハウはあるけれど
新しいことは小さく始める、最初にがんばりすぎない、すでにやっている習慣にくっつける、など習慣化のノウハウはほぼ確立されています。
それでも挫折する理由は人それぞれ。
「自分ならではの挫折パターン」を早めに見つけて、いつものパターンに陥らないための回避手段をあらかじめ用意してから始めることで、格段に三日坊主は減らせます。
何か続けたいこと、習慣化したいことがある人は、ぜひ一度じっくり自分の挫折パターンを探ってみてくださいね。