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【神戸市】戦前に作られた二屯ハンマーが町角に永久保存展示されている

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貴重な産業遺産の二屯ハンマー

東出町界隈の案内地図。
東出町界隈の案内地図。

兵庫区東出町地区の案内地図を見ているときに「2トンハンマーのオブジェ」という見慣れないワードを発見。これは気になります。

岡本鉄工株式会社の一角に展示されている二屯ハンマー。
岡本鉄工株式会社の一角に展示されている二屯ハンマー。

その場所に見に行ってみると岡本鉄工株式会社の一角に巨大な鉄工機械がそびえ立っていました。この周辺は工場が多い場所ですが、いきなり大きな機械が公道脇に設置されていることには驚きました。

二屯ハンマーの経歴が掲げられている。
二屯ハンマーの経歴が掲げられている。

「二屯ハンマーの経歴」が機械には設置されています。ここに書かれてある情報によればこの二屯ハンマーは1934年(昭和9年)に作られ1972年(昭和47年)まで稼働していたそう。

二屯ハンマーの製造は大阪の東洋鉄工所。
二屯ハンマーの製造は大阪の東洋鉄工所。

戦前から高度成長期にかけて激動の昭和の時代に活躍した二屯ハンマー。令和の今日まで完全な形として残っているだけで貴重な産業遺産といってもいいでしょう。

戦前の機械から歴史を感じてみる。
戦前の機械から歴史を感じてみる。

この二屯ハンマーは、岡本鉄工株式会社の前に設置されていて公道から見学することができます。一般には馴染みが薄いハンマー機械ですが、戦前に製造された機械であることを意識するとその間の歴史も感じながら眺められるかも。隠れた産業遺産の見学は有意義な時間を持てるかもしれません。

二屯ハンマーのオブジェ
神戸市兵庫区東出町2丁目2番

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