八尾市を中心に、中河内地域で空き家の再生・活用に取り組む株式会社空き家総合研究所が立ち上げた「八尾演劇プロジェクト」。
以前、出演者募集や演劇体験会（ワークショップ）の記事でご紹介しました。

今回、公演する舞台「HOME BASE」。
公演会場は、大規模改修を終え、2022年8月2日にリニューアルオープンしたプリズムホール（八尾市文化会館）の小ホールです。

舞台に出演するのは、一般募集で集まった八尾市を中心とした地域の学生たち。
たくさんの子どもたちが出演してくれることになりました。

現在は、8月28日の本番公演の舞台に立つべく、5カ月間にわたり、練習を重ねています。

今回、筆者は、子どもたちの一生懸命な練習風景を取材してきましたので、ご紹介したいと思います。

「HOME BASE」は、実話をもとに、大正11年～昭和27年、戦争に負けた厳しい状況のなかで奮闘する八尾高校野球部に対する八尾市民の感情、そして野球部だけでなく八尾市民みんなが気持ちを1つに夏の甲子園に挑む姿が描かれた物語です。

筆者が取材に訪れた日は、それぞれの配置や身体の動かし方、感情の表し方を確認しながら台本を読み進めていました。

出演者の多くが女子であるため、なかなか野球には馴染みがなく、動きに戸惑う様子も見られます。

都度、メモを取りながら、演じている子どもたちの表情は、楽しそうであるとともに、とても真剣です。

また休憩時間にも、休むことなく指導者を囲み質問が飛び交う様子に、子どもたちの本番への意気込みを感じ、胸が熱くなりました。

力強い大きな声で八尾高校の校歌を唄う、子どもたちの姿も印象的でしたよ。

毎回の練習風景などは、八尾演劇プロジェクトのTwitterやInstagramで公開されています。
写真も上手に撮られていますので、子どもたちの頑張っている姿が伝わってきますよ。
ぜひ一度ご覧になってみてくださいね。

公演チケットは、現在好評発売中です。
この夏、子どもたちが演じる感動の舞台を応援しませんか？
詳しくは、八尾演劇プロジェクトの公式サイトをご覧ください。