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性格タイプ別にみる【怒られた時の対処法】と【21個の気分転換の方法】を、ご紹介します。

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。


今日のテーマは、「性格タイプ別にみる【怒られた時の対処法】と【21個の気分転換の方法】を、ご紹介します。

私(竹内成彦)は、怒られたり叱られたりするのが嫌いです。
まぁ、誰もが、怒られたり叱られたりするのは嫌いかと思うのですが、私は本当に嫌いです。よってなるべく怒られないよう叱られないよう気をつけながら生きています。

次に、怒られた時の最適な立ち直り方は、人それぞれで違います。
特に、生まれつき性格によって、かなり違います。

私は、末っ子タイプということもあり、怒られると、かなり大きな精神的ダメージを受けます。そして、「どうして怒られてしまったのか?」「どうしたら怒られなくて済んだのか?」一生懸命に考えます。深く深く反省します。

自分のひとりで考え、頭がゴチャゴチャして整理できない場合は、紙とノートを持って来て、実際に文字を書きながら考えることが少なくないです。そして、「これからは怒られないよう、気をつけよう」と誓います。

そこまでいったら、初めて気分転換に励みます。

気分転換は、運動するに限ります。美味しいものを食べても寝てもいいのですが、食べ過ぎは肥満につながりますし、寝過ぎると後頭部が痛くなるので、私の場合は、運動する…と決めています。

あと私は、身体を動かすのが、特別好きなタイプでもないので、ふらっと散歩に出かけることが多いです。長い距離を、時に速足で時にゆっくりと歩くと、怒られてしまった嫌な感情を忘れることが出来ます。

私は、比較的、反省することが得意なのですが、世の中に数多く生息するお母さんタイプは、反省することが非常に苦手なようです。「ふん」と思って、自分の非を認めず、すぐに気分転換に励みます。だからお母さんタイプは、同じ失敗を2度3度と繰り返してしまうのです。

お母さんタイプが、反省という行為を覚えてくれたら、どんなに住みよい世の中になるかと、私は大いに夢想するのですが、その実現は、なかなか難しいようです。

そう、お母さんタイプは、後ろを振り返らない、前向きな性格の持ち主なのです。

いっぽう長女タイプは、あまり反省しないほうがいいようです。長女タイプは、反省し始めると、どんどん後悔し、自己肯定感を押し下げてしまい、不幸な気分が満開になるので、長女タイプは、怒られたら、直ぐに気分転換をはかったほうがいいでしょう。

次に、お母さんタイプの次に、世の中に大勢生息する長男タイプは、怒られた時は、「なぜ自分は、怒られるような事態を招いてしまったのか?」 徹底的に掘り下げて考えると良いでしょう。そう、「まぁ、いいかぁ」と安易に考えない…ということです。


ここで、9タイプ全部の
怒られた時の対処法および立ち直り方をお教えしたいと思います。

おじいさんタイプ(エニアグラムでいうところのタイプ5)は、失敗の後始末をしっかりするよう努めましょう。
おばあさんタイプ(エニアグラムでいうところのタイプ9)は、怒られないような人になるよう、努力していきましょう。
お父さんタイプ(エニアグラムでいうところのタイプ8)は、怒った人に対し、しっかり謝罪しましょう。
お母さんタイプ(エニアグラムでいうところのタイプ2)は、しっかり反省しましょう。
長男タイプ(エニアグラムでいうところのタイプ7)は、なぜ自分は怒られたのか? 深く考えましょう。
長女タイプ(エニアグラムでいうところのタイプ1)は、積極的に気分転換に励みましょう。
二男タイプ(エニアグラムでいうところのタイプ3)は、人を選んで、人に話しましょう。
二女タイプ(エニアグラムでいうところのタイプ6)は、自暴自棄にならないよう注意をしましょう。
末っ子タイプ(エニアグラムでいうところのタイプ4)は、思い悩まず、やるべきことを淡々とやっていきましょう。

さて、ここからは、生まれつき性格9タイプ、全員に言えることです。基本です。

怒られた時は、叱られた時は、素直に謝罪し、長々と言い訳をしないことが大切です。そして、次から失敗しないための、改善案を考え、それを述べるといいでしょう。自分自身、しっかり反省したら、あとは気分転換です。自分を必要以上に責めないことです。「まぁ、いいかぁ」と心の中でつぶやき、優しい目を自分に向けることが肝心です。宜しいでしょうか?

気分転換の方法をいくつか書き記したいと思います。

01.寝る。
02.お酒を飲む。
03.美味しい物を食べる。
04.ギャンブルをする。
05.女遊び、男遊びをする。
06.運動する。
07.お喋りする。
08.散歩に出かける。
09.買物に行く。
10.好きな音楽を聴いたり好きな映画を観る。
11.ゲームに興じる。
12.ドライブに行く。
13.自然に親しむ。
14.サウナや温泉に入る。
15.好きな香りをかぐ。
16.砂浜を裸足で歩く。
17.日光浴をする。
18.ペットと遊ぶ。
19.瞑想する。
20.エステやマッサージに行く。
21.何か趣味に打ち込む。

上記は、私のストレス講座に参加してくださった受講生の方々の気分転換法です。他にもいろいろあるかと思うのですが、くれぐれも短期的に見ても長期的に見ても、健康にいいことをするようしていってください。そう不健康なことをしない。無駄遣いはしない…ということが非常に重要です。

今、私は、気分転換の方法を21個言ったわけですが、もっとも気分転換に有効とされる「お喋りする」だけは、一人では出来ないですね。よって、「誰かに話したいなあ。でも適当な人が見つからないなあ」とおっしゃる方は、どうぞカウンセリングをご利用くだされば…と思います。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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