いつ通っても駐車場が車でいっぱい！停められずに諦めて通り過ぎることが多かった、下田町の「幸陽閣」。

国道208号沿い、「末広橋」の信号近くにある店舗はシンプルな外観で看板も控えめながら、駐車場は常に車でいっぱいです。オープン前から列ができる光景は、通る人々の視線を集めています。

とある平日の昼前、気合いをいれていざ、オープン前に行ってきました。

オープン(11時)の10分ほど前に着きましたが、既に4、5組並ばれていました。その後も続々と人が集まり、後ろにも列が。1人で来られている方も多く、静かに開店を待ちます。

入ってすぐの券売機で事前精算です。なんと替え玉なし。たくさん食べたい方には少し残念ですが、「1杯を味わい尽くそう！」と気合いも入る一文。佐賀ラーメンといえば、の生卵入りラーメンのほか、ノーマルなラーメンよりさらに枚数が多い、チャーシューラーメンも。

通路を挟んで左側に2人掛けや4人掛けのテーブルが7～8席ほど、右手のお座敷に2卓です。

子ども用のメニューはありませんが、キッズチェアや食器の貸し出しがありました。

佐賀ラーメンらしさと“ここならでは”の共存。

「ラーメン」(700円)とご飯を注文しました。

かためで注文しましたが、少しもっちり感もある中太麺は、基本が少し柔らかめ。小麦感は控えめで表面はつるっとしていて、少し珍しいような。

そして、スープがとにかく絶品！どこかマイルドさもあるのは、少しとろりとしたスープの喉越しからでしょうか？これは初めての味わい！とろみの中に、臭みはないものの、そのギリギリを攻めて搾り取ったかのような濃厚さが閉じ込められています。

こちらは「チャーシューラーメン」(900円)。通常のラーメンの2倍ほどのチャーシューが入っていて、ボリューム満点！泳がせて、濃厚スープを含ませて食べるとまた絶品です♪

替え玉はできませんが、1杯分の麺をすするころにはスープも空に…最後の最後まで、美味しくいただきました。気づけば飲み干してしまうスープ、一度食べれば虜になること間違いなし！

ラーメン屋さんでは珍しく日曜日が定休日で、さらに夜の時間帯は営業されていないのでご注意。駐車場の兼ね合いで、車でお越しの方は少し難易度があがりますが、ここぞというときはピークの時間帯を避けて訪ねてみてください♪