柴崎岳は「日本のイニエスタ」ではなく「日本のデルピエーロ」に
先日発表されたJリーグベスト11。クラブW杯準優勝の鹿島からは昌司源ただ一人の選出に留まった。それとこれは別物とはいえ、クラブW杯後に発表されたとなると、選ばれた11人の顔ぶれが、間の悪い色褪せたものに見える。
現時点で最も輝くJリーガーとなれば、柴崎岳で衆目は一致するだろう。クラブW杯決勝で、レアル・マドリー相手に挙げた2ゴールは、他のJリーガーには真似できそうもない、まさにスーパーゴール。MF、パッサーと言うより本格派ストライカーを連想させる、叩き出した感の強い迫力満点の2発だった。
「日本のイニエスタ」と報じた欧州メディアもあったとか。しかし、こちらは、彼に対してイニエスタではなく、デルピエーロを連想する。前々回のメルマガでも述べた通り、欧州でプレイしたいと考えるならば、デルピエーロを目指すべきだと思う。そうなれる可能性を秘めていると思う。
両者は何が違うのか。
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