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【メモ帳】ソフィーチェノート(リヒトラブ)は、大型のノートとの併用前提で使うといいかんじです

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手
表紙。リングはソフト

 メモ帳はこのYahooニュースでも何回か取り上げています。アイデアや情報などを一時的に記録し、見直して再利用するためのものです。

 そして小型のメモ帳は、大型の母艦的なノートと併用ができるととても都合がいい。保存したい部分だけを取り出して、母艦ノートに綴じることで情報が一元化できます。

 今回紹介する「ソフィーチェノート」は、開閉しないリング式でありながら、母艦ノートに必要な部分を移動できる画期的なノートです。以下に実際を見ていきましょう。

リング式ながら非開閉

 このソフィーチェノートが特徴的なのは、同社のオープンリングノート(ツイストリングノート)の穴のピッチに対応。しかもリングは開かないことです。

 そして上述のように、大型のオープンリングノートとも併用がオススメ。

 どういうことなのでしょうか。

リングをカットしてリーフを取り出す

説明書き。リングを切る旨の説明がああ留。
説明書き。リングを切る旨の説明がああ留。

 このメモ帳のリングは、柔らかく薄いのがまず目につきます。そして全てのページを使い終わったら、ハサミで切ってリーフを切り外し、大型のオープンリングノート(ツイストリングノート)に綴じることができるのです。

 なるほどこういう手がありましたね。ツインリングのメモ帳などでは、どうしても綴じられた構造だと思いがちです。メモ専用の使い方や他のノートとの併用は思いつきませんでした。

 ところがこのソフィーチェノートは、全てのページを書き終わったら、ソフトなリングをハサミでカット。リーフを取り出して利用できるのです。

 大型のノートと併用が前提となっている小型のノートはジャンルとしてあります。たとえば、ルーズリーフミニもそれです。リーフが小型なだけで、穴のピッチが同じです。それゆえ併用ができる。システム手帳にも同じような使い方ができる製品があります。

 そしてソフィーチェノートは、オープンリングノートのユーザーに、そういう利便性を提供するものです。

巻末のポケットも便利

巻末のポケット。
巻末のポケット。

 巻末にはポケットがあります。ここにカードや名刺などを一時的に保存しておけます。 この辺はリング構造をもつメモ帳ならではと言ったところでしょうか。

 非リング式のメモ帳でも、高価なタイプなら巻末にポケットはあります。

 安価な薄型のタイプでポケットがついているのは、リング式のメリットをうまく生かした特長だといえます。

製品スペック

型番 N-3101 270円+税

色バリエーション:イエロー、ブルー、パープル、ピンク

サイズ:A6版(別サイズもあり)

罫:6mm罫

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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