【キッチンの片付け】整理収納アドバイザーが捨てた3つのモノ
元海上保安官で2児の母、整理収納アドバイザーの川崎みさです。
「片付け」にチャレンジしたいけれど、以前のわたしは片付けが苦手だったので何から始めていいのか分かりませんでした。しかし、片付けを学んで捨てたり減らしたりしても困らないモノがあることを知り、少しずつモノを減らせるようになりました。
以前のわたしと同じように「モノを捨てるのが苦手」「片付けのセンスがない」と思っている方は、ぜひ本記事をご一読ください。
1.数が多すぎる箸を捨てた
以前は「足りなくなったら困るし」と、多めに買っていた箸。片付けを学んで「必要な数を数える」ことを覚え、数が多すぎる箸を減らすことにしました。
残す箸はどう決めた?
大量にあった箸を減らすために、3つの基準を決めました。
箸先が傷んでいるモノは捨てる
家族1人につき2膳ずつあればいい
なるべく同じ柄の箸を残す
箸の数を減らしたことで最初は「足りるかな?」とドキドキしましたが、全く困ることなく過ごしています。また、来客時に数が足りなければ「割り箸」を使えばいいし、洗うのが間に合わず箸が足りない場合は「フォーク」で代用すればいい。と、柔軟に考えられるようにもなりました。
2.「小さじ」を捨てた
「小さじ」をあまり使う機会もないので思い切って処分しました。お菓子や料理のレシピに「小さじ」で計るものがある場合は、大さじを使い「大さじ3分の1くらいの量」を目安に代用しています
【計量スプーンの分量】
・大さじ15cc
・小さじ5cc
以前は「大さじ」「小さじ」をセットで「必要なモノ」と考えていましたが、大さじを代用として使うことで困ることなく過ごせています。
3.数本あった「しゃもじ」を捨てた
なぜか以前のわが家には「しゃもじ」が数本ありました。特に使っているわけではないけれど、捨てる理由がなかった「しゃもじ」。片付けを始めてから、ふと「なくても平気かも」と、いつも使っている1本だけを残して他は処分しました。今では、何本あったのか思い出せないほど全く困っていないのでもっと早く捨てれば良かった、と思っています。
「しゃもじ」が足りないときは?
年に数回、まぜご飯タイプのおにぎりを数種類つくるときに「しゃもじ」が足りない場合は木べらやスプーンで代用しています。確かに「しゃもじ」の方が便利ですが、年に数回使うか使わないかの頻度ですし、わざわざ新しいしゃもじを買い足すほどの不便さでもないので、今でも「しゃもじ」が足りないときは木べらやスプーンでやり過ごしています。
意外と「代用品」でも何とかなる
片付けを始めた最初のころは、モノを捨てる時に「足りなくなったらどうしよう」と、とても不安でした。しかし、海上保安官として大型巡視船で働いていたときに(当たり前ですが海の上では欲しいモノがあっても買いに行けない)、足りないモノは代用品でなんとかしていた先輩方を思い出し、「なくても意外と何とかなる」と、多すぎるモノ、代用品で事足りるモノは少しずつ減らしています。