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【年賀状じまい】年賀状やめたい時どうする!?簡単にできる年賀状の「代用アイデア」3つを紹介

川崎みさ暮らしの講師

今年の10月に1枚85円へ値上がりした「はがき代」。1年に1度のことですが、今年は物価高の影響もあり「年賀状じまい」を検討されている方も多いのではないでしょうか。

わが家では、数年前に「年賀状じまい」をしました。しかし、「年賀状じまいをしたい」だけで、年賀状をやりとりしていた方々と「お付き合いをやめたい」ワケではなかったので、年賀状よりも安くて簡単な3つの「代用アイデア」へ移行。数年が経過しましたが、年賀状をやりとりしていた頃と変わらず、親しい方と穏やかなお付き合いが続いています。

年賀状をやめたキッカケは友人の「年賀状じまい」

ある年、仲の良い友人から「作るのが大変になったので、今年で年賀状じまいします。」との挨拶が。当初は「そんなのアリなの!?」と驚きました。それまで、退職やご逝去により年賀状のやりとりが途絶えた経験はありましたが、「大変だからやめる」と言われたのは初めてだったし、年賀状づくりは「やめたいけどやめられないこと」だと思っていたからです。

友人の「年賀状じまい宣言」を受けて、わたし自身も子育てや仕事に追われて、年ごとに増えていく年賀状作りが負担になっていたこともあり、「じゃ!うちもやめる!」と、半ば便乗したカタチで「年賀状じまい」をしました。

年賀状の「代用アイデア」3つ

負担になっていた年賀状づくりをやめたものの、わが家の場合、お付き合いをしていた方々と関係を絶ちたいワケでありませんでした。そこで始めたのが、年賀状に代わる3つの「代用アイデア」です。

1.親戚へはお年玉のお礼も兼ねて「電話」

2.友人へは「LINEやメール」で新年の挨拶

3.届いた年賀状へは「手紙」で返信

1.親戚へはお年玉のお礼も兼ねて「電話」

新年を迎えたら毎年、親戚宅へお年玉のお礼の電話をしていたので、年始の挨拶も兼ねるように。遠方のため、中々会えない叔父や叔母たちの声を聞けるのが新年の楽しみですし、スマホの契約でかけ放題にしているので、5分ほどの電話なら別途料金がかかることもありません。

2.友人へは「LINEやメール」で新年の挨拶

友人には、年賀状でのやりとりの代わりにLINEやメールで新年の挨拶をしています。指先ひとつでサクッと終わるので簡単です。

年末年始は、帰省や旅行で自宅にいない年もあるので、持ち歩いているスマホで連絡ができるのは便利で助かっています。長めの帰省から戻った後に、出していなかった方から年賀状を頂いていたことに気が付き「今から年賀状を出す!?」「寒中見舞いにするべき!?」と悩むこともなく、毎年余分に買っていた返信用の年賀状も不要になりました。

3.届いた年賀状へは「手紙」で返信

こちらが年賀状じまいをしたことをお伝えしても、年賀状をくださる数名の方には、年賀状ではなく「お手紙」で返信をしています。手間ひまをかけて繋がりを続けようとしてくださっているお気持ちがありがたいですし、そういうお付き合いができている方とは、年賀状のメッセージ欄では、そもそも近況を書き足りないので、年賀状を出さないお詫びを書き添えて「手紙」で返信をさせていただいています。

郵便料金が値上がりしたとはいえ、年賀はがきを60枚買っていた頃に比べれば、330円(110円の手紙が3通)の切手代なんて安いもの!

年賀状はやめたいけど「お付き合いをやめたい」ワケじゃない

「年賀状じまい」と言うと、お付き合いを絶つイメージもありますが、わが家の場合は、お付き合いをやめたいワケではありませんでした。やめたかったのはあくまでも負担が多かった年賀状!「年賀状じまい」をしてから数年が経ちましたが「代用アイデア」でのおかげで、親しい方々と今まで通りの穏やかなお付き合いが続いています。

最後までご一読くださりありがとうございます。

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暮らしの講師

元海上保安官で2児のママ。大型巡視船で働いていた経験を活かし、限られた環境と予算でも暮らしを楽しむ工夫を発信中。「お金はないけど知恵はある」海保マインドと「海保式やりくり」で、暮らしの「ちょっと困った」を解決するライフハックをお届けします。産後1カ月のときに西日本豪雨で被災した経験から、防災・減災講座も開催。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、広島防災Jプログラムトレーナーなどの資格を保有。テレビ、新聞、雑誌、NHKラジオなどメディア出演多数。1985年生まれで広島県在住。趣味は古着屋めぐりとマンガを読むことです。

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