《男の子の子育て》《女の子の子育て》同じにしてない?それぞれの効果的な対応や特徴は全然違う!
同じ子どもでも、男の子と女の子ではその特性や、得意なこと苦手なことは全く違います。
それは男女で脳の発達の違いがあるからです。
その特徴が理解できると、男の子と女の子の子育てのポイントが見えてきます!
▷得意なこと
《男の子》空間認知能力が高い
・物の位置を把握することが得意
・スポーツが上達しやすい
・図形や地図を読むのが得意
ボールをキャッチしたり、お手本通りに身体を動かしたりすることが比較的得意。
積み木遊びやブロックを好むのは男の子が多い。
《女の子》言語能力が高い
・言語能力をつかさどる左脳の発達が早い
言葉を理解したり覚えるのが早い傾向がある。おしゃべりが得意。
▷苦手なこと
《男の子》脳の”聞く力”が弱い
聞いて理解することが苦手。そのため、何度も同じことで注意されることも。また、高い声やゆっくりした口調で話されると、聞き取りにくく集中がきれやすい。
《女の子》脳の”見る力”が弱い
見て覚えることが苦手。お手本を見せてもらっても、その通りに身体を動かせないことが多い。
また、状況を視覚から判断することも苦手で、状況を理解せずについ口ばかりで反発してきやすい。
▷興味のある物
《男の子》”動きのある物”に興味がある
動いているものを目で追う特性がある。そのため車本体よりも、動いてるタイヤばかり見たり、動きのあるおもちゃが好き。
絵を描くときも”動き”を描くため、人や物ではなく、ぐちゃぐちゃした絵を描く子が多い。
《女の子》”人の顔”に興味がある
人の顔や表情を目で追う特性がある。
そのため、親のちょっとの表情の変化も見逃さない。
描く絵は早いうちから人の顔や動物などを描くようになる。
▷気をつけたいこと
《男の子》気が散りやすい
脳の”見る力”が優れているため、視界に入る物があると気が散りやすい。
《女の子》言葉づかいがうつりやすい
脳の”聞く力”が優れているため、親の言葉づかいをすぐに吸収して、マネするようになる。
▷叱り方
《男の子》感情的な声は耳に入らない
感情的な高い声は、男の子の集中力が続かない。女性のゆっくりとした喋り方も耳に入りにくい。
聞く力が弱いため、長々話すと理解が追いつかない。
落ち着いたトーンで短く伝えるのがポイント!
《女の子》強い口調で叱るのは逆効果
少しの声色の変化も敏感に感じ取れるため、ちょっと声が大きくなっただけでも「怒られた」と感じやすい。
そうなると、言葉に耳を傾けなくなるだけでなく、口調もうつりやすいので注意。
静かな口調と態度で叱るのがgood!
▷まとめ
もちろん全ての男の子、女の子に当てはまると言い切れるわけではありません。しかし、男女の脳の特性に違いがあるのは確かです。
この特性の違いを理解できると、子どもとの関わり方や子どもの見方が変わってきますよ!
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