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名古屋中村区)名古屋駅付近で気軽に食べられる穴場インドカレー、ゆったり座れてお得なセットお腹いっぱい

サファーライター(名古屋市)

大阪桐蔭と北海の球児が大きく振りかぶるのと時を同じくして、汗ばみながらナンをちぎっている。

名古屋駅太閤通口から徒歩4分「アジアンキッチンバー ラジャラニ」

扉の向こうには、タージ・マハルのポスター、象の置物、モザイクランプ。以前ビックカメラの向かい側にあった同名のインドカレー店の系列店だ。

大きな窓から光が差し込むものの、どこか洞穴のような落ち着いた雰囲気で、名古屋駅の喧噪を忘れてひと心地つくにはもってこい。店内にはテーブル席とカウンター席があり、ランチ時には女性グループや男子学生、近隣の勤め人などですでに賑わっていた。「辛い辛い、みんな味がちがうんだね!」「このあたりだと値段も腹持ちも味もベストだよな」と歓談しながらせっせとナンをちぎっている。

ランチセットは10種類以上

裏面もランチメニューなのである。圧巻。カレーセット800円~
裏面もランチメニューなのである。圧巻。カレーセット800円~

時計は正午をまわっておりランチタイム。人気だというビリヤニも気になるが、ここは日替わりカレーといこう。今日のカレーはケバブだという。

辛さは選べる、辛口にした
辛さは選べる、辛口にした

カレーにドリンク、サラダ、スープ、ご飯、ナン、パパドがつく欲張りセットだ。パパドって何?

日本のワイドショーやインド映画を映す店もあるが、こちらはNHKであった。
日本のワイドショーやインド映画を映す店もあるが、こちらはNHKであった。

壁のタージ・マハルのモニャッとした屋根の上にはテレビがかけてあり、高校野球の中継が流れているので眺めながら待つ。ちょっとシュールでおもしろい空間だなと思う。

カレーがたっぷりだ!
カレーがたっぷりだ!

ほどなくして運ばれてきたのがこちら。サッと料理が出てくるのが人気の秘訣なのかもしれない。

ドリンクはストロベリーラッシー。優しそうなインド人の店員さんが「インドの味!」と、ニカッとした笑顔で勧めてくれたのだ。飲んでみると甘酸っぱくて、インドの味だった。たぶん、そうなんだとおもう。

ナンの真ん中あたりにふわっとのっているのが豆のせんべい「パパド」。カリカリと軽い口当たりでおいしい。何か考えごとをしながら食べているとウッカリいつの間にかなくなっているタイプの素朴で美味しいおせんべいで、あと5枚くらい食べたい。

ピカピカと光る清潔なカトラリーでカレーをひとすくい。

マイルドなので、辛いのが好きな人は思い切って激辛でもいいかもしれない。
マイルドなので、辛いのが好きな人は思い切って激辛でもいいかもしれない。

たくさんのスパイスが溶けたルーにごろごろお肉がうれしい。店員さんたちの故郷であるコルカタの味付けではなく、日本人の好みに合わせているとのことで道理で食べやすくておいしい。ナンはもちもち、厚めのタイプで食べ応えばっちり。あまり油っぽくないので、午後に向けて手が汚れないのもうれしい。

「ナンのおかわりはいかがですか?」を2回固辞して、お腹いっぱいごちそうさま。ランチは土日も提供していて、土日のビリヤニランチはちょっぴりスペシャルなのだとか。

テイクアウトメニューも充実しているので、急ぎの場合はテイクアウトしてみるのもいいかもしれない。気分転換にぴったり、気軽にカレーを食べたいときに駆け込めるお店。

【店舗詳細】
アジアンキッチンバー ラジャラニ
住所:愛知県名古屋市中村区竹橋町5-2
営業時間:月曜~金曜11:00ー15:00、17:00ー23:00
     土日11:00ー23:00
決済:現金、クレジットカード、PayPay、楽天ペイ、WAON、交通系ICカード、WeChatPay他
※掲載内容は取材当時のものです。最新の営業状況と異なる場合がございます。

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ライター(名古屋市)

名古屋在住。働き、暮らしながら「虫の目」で見つけた気になったもの、「素敵ね」と思ったことをゴキゲンに発信しています。「ワクワク」や「美味しい」、「へぇ~!」を大事に。ラジオが好きで、聞きながらあちこちへ行く毎日。白黒の猫と暮らしています。硯に向かいて20年、どうぞよろしくおねがいします。

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