市営地下鉄 本山駅近くのおにぎり専門店「おにぎりの布袋」（おにぎりのほてい）。オープンから間もなく半年を迎える同店におじゃましました。

■出来立てずらり19種、お出汁でほっこり温かく

朝7時から「シャケ」「ネギトロ」「野沢菜」など18種のほか、期間限定のおにぎりや具沢山の豚汁を提供。国産の食材を大切にしており、冷めても美味しく食べられるフワッフワのおにぎりが自慢です。

左から、和牛すきやき（400円）、卵黄漬け（350円）、すじこ（470円）。カウンターにはお椀が用意してあり、セルフでオリジナルの出汁茶漬けを作って味変を楽しめるのも人気の理由です。

■お米の魅力を伝えたい！米の販売も

握りたてでも、冷えても美味しくたべられる米を選び抜き使用する同店。「日本の国民食の米を、やはり食べてもらいたい」との思いで、店頭では無農薬米の試食販売も行っています。

■みんなが笑顔になれるようなおにぎりを

店名は、家族の幸せと笑顔を分け与えるといわれている「布袋様」から。

と店長さんは話します。

■人気商品は「バター」を目指して。品質管理も追求

同店の人気メニューは、「卵黄漬け」。

自家製の出汁と漬け込み時間にこだわった看板商品で、バターの味わいを目指して試行錯誤したもの。トロリ濃厚、深いコクがたまりません。

お客さんからは

「私、米を作ってるんですけど、、、美味しくてもう1回来ました」

の声も。

■夢は100店舗！改善重ねて

工業の分野で、生産設備の仕事に携わった経験をもつ店長さん。

「いつ食べても、かわらず美味しいおにぎりでなければ」

と、非接触で米に塩をふれる機械 通称「塩マシーン」を自作し導入。製造時に手袋を用いる同店ですが、これにより均一な塩気の美味しいおにぎりが作れるようになりました。安定した美味しさで、10店舗、100店舗展開を目指して奮闘中です。

「握りたてを提供できるのが強みです。物販で売られてるようなおにぎりとは違った、温かいおにぎりをぜひ一度あじわっていただければ」と店長さん。

昼11時以降は込み合うため、すぐに食べたい場合は早めの来店がおすすめ。朝7時から営業しているので、お出汁とお米の朝食はいかがでしょう。火山をモチーフにした多彩な味が楽しめるお弁当も開発中とのこと、お楽しみに！

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