ボストン・レッドソックスとの契約に合意している澤村拓一の契約は、サンケイスポーツが2月11日付けで報じた年俸120万ドル（約1億2500万円）の2年契約がベースだが、2年総額300万ドル（約3億1500万円）になると新しい情報が報じられた。

　このニュースを報じたのは、これまでに何度もスクープをレポートしてきた『ジ・アスレティック』のケン・ローゼンタール記者。彼が関係者から仕入れた情報によると、レッドソックスと澤村の契約は2年総額300万ドルに3年目のオプションが付いていると言う。複雑で条件付きの出来高は全てクリアできれば、最大で3年総額765万ドル（約8億325万円）となる。

　澤村の基本年俸は2021年と22年が150万ドル（約1億5750万円）で、オプション契約の3年目は300万ドル（約3億1500万円）に倍増するようだ。

　レッドソックスの春季キャンプは、投手と捕手のバッテリー組の集合日が2日後の17日（日本時間18日）で、野手も合流しての全体練習は22日（日本時間23日）から始まる。オープン戦の初戦は28日（日本時間3月1日）のミネソタ・ツインズ戦となる。

　澤村は就労ビザを取得しなければならないために、キャンプには遅れて合流する予定だ。