ブラタモリ静岡市 お宝出土の発掘現場とお城のおでん屋さん
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ブラタモリ静岡編で、静岡駅から徒歩で行ける、駿府(すんぷ)城が取り上げられました。駿府城公園は、静岡駅から北へ徒歩15分。
少し距離がありますが、商店街を通る楽しいルートです。途中、静岡鉄道(しずてつ)の新静岡駅では、カラフルな電車を見ることができます。ちびまる子ちゃんラッピングの電車も走ります(時刻表/静岡鉄道公式サイト)。
もちろん、ちびまる子ちゃんも登場。静岡名物のおでんを紹介しています。また、静岡市は木工技術に原点を持つプラモデルの町。「世界の模型首都」を宣言しています(静岡市公式サイト)。
もし、ブラタモリのロケ地に忠実に訪ねる場合、静岡駅→防火ビル(現在と過去を結ぶ商店街)→札の辻(町人地の中心)→駿府城公園の順がおすすめです。
【ブラタモリ静岡市】タモリさんが徳川家康と駿府城を探る|ロケ地一覧(とらべるじゃーな!)
駿府城に到着! 天守はありませんが、やぐら(見張り台)や門は復元されており、城の雰囲気が味わえます。写真の東御門から中に入ります。
途中、城内におでん屋さんを発見! こちらは後にして、奥へ奥へと進みます。
徳川家康像が、駿府城の天守台発掘現場の目印です。
左手の盛り土手前のポールは、石垣の高さを示し、何と12m! マンションの4階建てにあたります。
※盛り土は、天守台があった場所に再現した訳ではないようです(マップ/とらべるじゃーな!)。
発掘現場では、予期しなかった「お宝」が出土しています。手前は、石を立方体状に削ってから積んだ、比較的新しい時代の石垣。奥の石垣は、野面(のづら)積みという古い時代のもの。
右奥は、徳川家康が40代に作ったお城の石垣だったのです! 手前は、晩年に大きく作り直したものでした(マップ/とらべるじゃーな!)。これは江戸城の天守台よりも大サイズです。
さらに古い、室町時代の、金箔を貼ったかわらけ(お酒を飲む皿)も出土しています。室町時代の今川家の屋敷があったと考えられます。さらにさかのぼると、国府(県庁のようなもの)も、この場所にあったと推定されます。
見学案内(静岡市公式サイト)。入場無料、9時~16時30分(入場は16時まで)、年末年始(12/29~1/3まで)休館。[情報は2022年12月4日現在]
駿府城公園の場所が、室町以前から、日本の要所であった理由は、ブラタモリで紹介されています。
【ブラタモリ静岡市】タモリさんが徳川家康と駿府城を探る|ロケ地一覧(とらべるじゃーな!)
駿府城公園には、城内に何とおでん屋さんが。以前は、おでんで有名な青葉横丁にあった人気店「おばちゃん」が、移転してきました。
訪ねたときは、おじちゃんがおでんを仕込み中。駄菓子屋系と呼ばれ、店内に1つあるテーブルでも食べられます。周囲は広い駿府城公園ですので、テイクアウトもおすすめです。
静岡おでんのおすすめのネタ
- 黒はんぺん イワシ+サバ。静岡名物。
- しらやき スケソウダラの素焼き。おそらく、三角、角焼きは同じ意味。
- しのだまき タラのすり身+油揚げの変わり種
- なると 静岡おでんの定番
- すじ かまぼこには向かない硬い部分。「おばちゃん」は扱わない。
- 牛すじ 「おがわ」の牛すじは絶品!和牛を使用。
- 高野豆腐 汁も味わう「おばちゃん」ならでは
駿府城公園 おでんや おばちゃん[2022年12月4日現在の公式情報]
・〒420-0855静岡市葵区駿府城公園1-1
・TEL.080-5824-7400
・営業時間/10:00~17:00(季節により変更あり)
・年中無休のつもり →荒天の場合など、まれに不定休があります(筆者補足)。
もう1店、ぜひ訪ねて欲しいのが、駿府城公園から歩いて行ける「静岡おでん おがわ」。
静岡おでんでいちばんおいしいのは、ここだと思います(あくまで筆者基準)。これまでのおでん観が、一変しました。汁をよく吸っているため、テイクアウトし新幹線で食べるのにも向きます。
【駿府城内にも】静岡駅周辺のおでん 一人や昼飲みが可能なおすすめ店(とらべるじゃーな!)
もし、ブラタモリのロケ地に忠実に訪ねる場合、静岡駅→防火ビル(現在と過去を結ぶ商店街)→札の辻(町人地の中心)→駿府城公園の順がおすすめです。
【ブラタモリ静岡市】タモリさんが徳川家康と駿府城を探る|ロケ地一覧(とらべるじゃーな!)
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