【赤穂市】俺たちのあじと「Season's/あじと」オープン!看板メニューが週末に食べられるよ!
岡山から赤穂に移住して就農する溝部兄弟が、自作の農作物などを使ったオリジナルメニューを提供する「Season's(シーズンス)」。赤穂市内外で随時イベント出店していましたが、昨年活動拠点を決め、実店舗のオープン準備を進めていました。晴れてこのたび、1月1日に「「Season's/あじと」をオープン。イベント出店時以外の土日祝日に開店します。
「ジャマイカンカレー」の幟を目印に
「Season's/あじと」があるのは、赤穂市尾崎。
主婦の店尾崎店とセブンイレブンが角にある交差点を坂越方面に向かい、次の交差点までの左手。その昔、木村コロッケ工房だったところで、旧主婦の店尾崎店の向かいといえば、わかる方もいらっしゃるでしょうか。
お店がオープンしているときには、「ジャマイカンカレー」の幟(のぼり)がたっているので、それも目印にしてくださいね。
主なメニューはこちら
それでは、メニューを紹介しましょう。
こちらは「ジャークチキンオーバーライス」。
ターメリックライスに一番の看板メニューである「ジャークチキン」をトッピングしたもの。ジャークチキンは、自分たちが作った「ハラペーニョ(唐辛子の一種)」や地元・奥藤酒造の麹を使った塩麹など、何種類かのスパイスを配合したオリジナルのタレに漬け込んだチキンのソテーです。
スパイスが利いていてスパイス好きにはたまらないおいしさ。いろいろなスパイスが混ざり合って奥深い味に仕上がっています。ジューシー感もあって一番ファンが多い看板ニューです。
こちらは「ジャマイカ風特製スパイスカレー」です。
ジャマイカ産のスパイスを中心に多種類のスパイスを独自調合したオリジナルチキンカレーです。
スパイシーなルーとターメリックライスとの相性が抜群で癖になる味。
地元「なべしまファーム」の三つ葉もアクセントになっています。
カレーとジャークチキンには、赤玉ねぎのピクルスとゆで卵も添えています。
ドリンクもありますよ。
幻のショウガといわれる「三州生姜(さんしゅうしょうが)」は自分たちの畑で作っています。それをベースにさまざまなスパイスを独自調合した特製シロップを炭酸で割ったものが「ジンジャエール」で、ハイボールで割ったものが「ジンジャーハイボール」です。
独特のテイストで、市販のジンジャーエールとはもはや別物。スパイス好きにはたまらないのが魅力です。
「コーヒー」や「紅茶」なども用意し、フードとドリンクをセットにすると100円OFFになります。
多国籍でワクワクするような店内に
店内はこんな感じ。
壁紙を張ったり、棚を付けたり、ドアを塗ったり、内装はすべてセルフビルドです。
カウンター4席とテーブル4席のこぢんまりとしたスペースですが、ポーランド雑貨やバリ雑貨を飾って、多国籍感満載です。
溝部兄弟です。兄の溝部光優(みつひろ)さんが農業、弟の隆宏(たかひろ)さんが飲食・出店関係と、担当は明確に決まっています。
昨年の8月1日にこの場所を借りることになり、2人で少しずつ改装していったそうです。まずは拠点づくりをと考えていましたが、店舗営業に至ったきっかけは、露店営業時にお客さんに「どこに行ったら食べれるの?」と聞かれることが多くなったから。
「イベントとは違って、店舗はお客さんとの距離が近いのがいいですね。来店のきっかけを聞くのも楽しみです」と隆宏さん。たまたま幟を見て「おもしろそうや」と立ち寄ってくれた方、いつできるのか楽しみにしていたご近所さんなども来店してくれたそうです。「まずは知ってもらいたいですね」。
今後は「野菜市+飲食」も定期開催
今後は、収穫した野菜が多い時期には「野菜市+飲食」も開催する予定です。
「ビーツ農家なので、ビーツを使ったメニューもいずれは出したいですね。サツマイモを使ったスイーツなど、季節ごとの収穫物を使ったメニューを出すことができたらいいですね」と光優さん。
店内には、ビーツやレモングラスなど、収穫した野菜のドライも販売しています。今年うまくいけば、ハラぺーニョやしょうがなどもドライにしたいそう。
抜群の行動力を発揮して、有言実行で次々と新しい展開を繰り広げる溝部兄弟。今後の活躍も楽しみですね。
【関連記事】はこちら
【赤穂市】安全な野菜を育てて料理を作り街の活性化に一役を!岡山から移住した20代の溝部兄弟に注目!
Season's/あじと
住所:兵庫県赤穂市尾崎3143‐33 東浜荘1F
電話番号:080-2938‐4332
営業時間:土日祝日11:00~15:00 ※詳細はInstagramでご案内(1月は21日(日)岡山ハレノワ、28日(日)おくとう市出店のため、店舗は休み
Instagramはこちら
駐車場あり(南側A-11、A-12を利用)