サンタさんって、いつまで続ける!?
もう早いもので12月...。
12月といえば、子どもが楽しみにしているクリスマスがありますよね!
1年を締めくくる最後のメイン行事ともいえるクリスマスですが、サンタさんをいつまで登場させようか迷うのが親の本音だと思います。
あくまで持論ではありますが、チャイルドコーチングの観点から、見極めどきがあると思ったので今回はご紹介させていただきます。
お小遣いを渡しているならやめてもいい!?
お子さんにお小遣いを渡しているのであれば、自分が欲しいものはそのお小遣いの範囲内でやりくりをして、購入してもらっても良いのではないでしょうか。
目標金額のためにどれくらいの期間で、毎月どれくらい貯金すればいいのかと考える力がつき、自分でお金を管理する力も養えます。
欲しいものを自分の力で手に入れるという経験も、立派な成功体験となります。
より安く手に入れるために通販サイトを比較したり、なぜ安いのかなども検討できるといいですね!
子どもがサンタクロースの存在を認知したら、やめてもよい!?
子どもが大きくなってくると、サンタクロースの存在を認知することもあるかと思います。
「本当はいないんでしょ?」などと言われたら、親としては少し悲しいかもしれませんが、同時に子どもも成長したんだなと思うタイミングでもあります。
反対に、子どもがサンタクロースの存在を信じており、手紙などを書いているようであれば、とことん付き合ってあげましょう!
また、サンタさんにプレゼントを貰うことが、子どもにとってなにかを頑張るモチベーションになっているようであれば、上手くそのシステムを利用したほうがいいかもしれません。
プレゼントに見合った努力をしていないなら、やめてもよい!?
「結構シビアなこと言うな〜」と自分でも書いていて思いましたが、無条件に自分の欲しいものが手に入ることは、現実の世界ではそうそうないですよね。
サンタさんも「いい子にはあげるけど、悪い子には...」なんていう台詞も、クリスマスを題材にした絵本や映画でもでてきますよね。
例えば、お子さんが片付けをせず、部屋におもちゃが散乱しているようであれば、「これだとサンタさんが来たときに、どこにおもちゃを置いていいかわからないんじゃない?」などと第三者の目線で行動を促すことができます。
「サンタさんも人だから、努力をしてきたかどうかは判断する上で見ている」ということを正直に伝えることは、親が直接子どもに指示するより効果的だと思います。
この方法を使うときは、子どもに頑張るチャンスを与えることを決して忘れないでください。
今年は来てくれなかったかもしれないけど、来年は来てくれるかもしれないという希望を残しておくことが大切です。
最後に、サンタクロースについて親子で楽しめる絵本をご紹介したいと思います。
『だれも知らないサンタの秘密』作:アラン・スノウ、大日本絵画(2020年)
飛び出す仕掛け絵本になっており、見た目にも感覚的にも楽しい絵本です!
サンタクロースに関する疑問(どこに住んでいる?、どうしてみんなのほしいものがわかる?など)に子ども目線で答えてくれ、子どもの探究心をくすぐります。
わが家では、1年通してずっと愛読書です。