フライパンが焚き火台に?【百均】を活用して燃えないゴミを再利用!
テフロン加工が剥がれたフライパンって、もう捨てるしかない?
いやいや、そのフライパンに脚を付けたら立派な焚き火台に変身します!
そこで今回は、百均のジョイントラック用ポールを使ってフライパンを焚き火台に変身させる方法を紹介したいと思います。
捨てるゴミも再利用すればエコ活動にもなりますからね。
焚き火台の脚
フライパンに脚を付けて焚き火台に変身させる訳ですが、使用するのは百均のジョイントラック用ポールです。
購入したのはサイズが25センチのポール。
このポールを3本用意します。
他の材料
あとはワッシャーとナットを3個づつ用意します。
使い古しでも問題ありません。
M6サイズのワッシャー:3ヶ
M6サイズのナット:3ヶ
フライパンの加工
使用するフライパンは直径28センチのアルミ製フライパンです。
テフロン加工が剥がれて使えなくなり、燃えないゴミになっていたものを引っ張り出してきました。
まずはフライパンの取っ手を外します。
使用する工具はディスクグラインダーです。
取っ手の付け根にあるリベットの頭を削り取ります。
取っ手が外れたら、フライパンに残ったリベットをハンマーで叩いて潰します。
リベットもアルミ製なので裏側に固いものを敷いておくと簡単に潰れます。
そして、フライパンの3か所に電動ドリルで穴をあけます。
M6サイズのボルトを通すので直径6ミリの穴をあけています。
ポールの加工
次にポールの加工をします。
このポールの先端には高さを調節するためのアジャスターネジが付いています。
このネジを覆っている樹脂部分をニッパーで切断します。
指まで切ってしまわないように要注意!
そして、アジャスターネジの外装樹脂を剥がしていくとネジの頭が現れます。
外装樹脂に隠れていたのはM6サイズのプラスネジでした。
このネジをフライパンに取り付けるのです。
ネジを取り付ける
ポールから取り出したネジ(M6サイズのボルト)をフライパンにあけた3か所の穴に取り付けます。
ボルトの取り付けは以下の順番です。
①ワッシャー
②フライパン
③M6ボルト
裏から見るとこのような状態です。
脚を取り付ける
最後に3本のポールを取り付けます。
もともとポールに付いていたネジなのでピッタリとフィットします。
焚き火台の完成です。
燃焼風景
早速、燃焼実験です。
良く燃えます。
大きな薪を燃やすほど熱量が大きく、上昇気流が発生するので良く燃えます!
ただ、無風状態で熱量が下がると失火しやすい傾向があるのが難点。
もし、炭火でバーベキューをするならフライパンの側面に空気の取り入れ穴をあけても良いかもしれませんね。
ゴミになっていたフライパンが蘇りました。
最後に
ここで、「焚き火の熱でアルミの底面が溶けてしまうのでは?」という疑問がわいてきます。
最近のアルミ製フライパンは「IH対応」の為、底面がステンレス素材になっています。
なので、焚き火の熱でフライパンの底に穴があくことはありません。
現に、もう2年近く焚き火台として使っていますので実証済みです。
もし、捨ててしまうフライパンがあれば、キャンプ用品に流用してみてはいかがでしょうか?
※作業には回転工具を使うので危険が伴います。工具に使い慣れていない方は、怪我防止の為に経験者の指導のもとで作業願います。