「シチューのとろみが足りない」←「どうすればいい?」料理人の回答に…『もっと早く知りたかった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「シチュー」は好きですか?
寒い季節には、温かいシチューが食卓にあるだけで、ほっと心が温まりますよね。しかし、いざ作ってみると、「とろみが足りない…」と困った経験はありませんか?
今回は調理師免許を持つプロの料理人が「シチューにとろみをつけるための方法」を詳しく解説したいと思います。また、今回の内容を私の「Instagram」で発信し、感想のアンケートを取ったところ…100%の方が『もっと早く知りたかった!』との回答を頂きました!
シチューが好きな方は、ぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 「ブールマニエ」って知ってる?
- ブールマニエの作り方
- ブールマニエを入れる際の注意点
- まとめ
「ブールマニエ」って知ってる?
いきなりですが、皆さんは「ブールマニエ」をご存知ですか?
『だんだそれ…?』と思った方も多いかもしれません。
「ブールマニエ」とは、フランス語で「練ったバター」という意味を持つ調理法の1つです。
具体的には、「ブール」はバター、「マニエ」は練ることを意味します。
この名前の通り、バターと小麦粉を混ぜ合わせて作る、とてもシンプルな技法なのです。この方法を使えば、簡単にシチューやスープに自然なとろみをつけることができます!
ブールマニエの作り方
では、「ブールマニエの作り方」を見ていきましょう!
使うのは、「同じ重さの小麦粉とバター」
①バターを常温に戻す。
②バターをスプーンで混ぜる。
③薄力粉を加えて、滑らかになるまで練り合わせる。
※時短のためにバターを電子レンジで加熱すると、溶けすぎてしまい、均一に混ぜることが難しくなります。自然に常温に戻すのが、成功のカギです!
ブールマニエを入れる際の注意点
シチューのとろみが足りない場合に、この「ブールマニエ」を加えることで簡単に調整できます。しかし、成功させるためには2つの注意点を守ることが重要です!
1つ目が…「少量ずつ加えること!」
→ブールマニエは少しずつシチューに加え、溶け込ませながら混ぜていくのがポイントです。一度に大量に入れてしまうと、ダマができやすくなり、滑らかなとろみがつきにくくなります。
2つ目が…「火を止めてから入れること!」
→ブールマニエを加えるときは、鍋の火を一旦止めましょう。
強火のままだと、小麦粉が膜を作り、ダマになりやすく溶けにくくなってしまいます!
まとめ
- シチューのとろみが足りないときは「ブールマニエ」を使う。
- ブールマニエとは、バターと小麦粉を練り合わせた調理法。
- 作り方は、常温バターと薄力粉を同量混ぜるだけ。
- 注意点は、少量ずつ加えることと火を止めてから入れること。