「漂白剤が手についた!」←「正しい対処法は?」料理人の回答に…『もっと早く知りたかった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、料理をしているときに「漂白剤が手についてしまった!」という経験はありませんか?
プロの料理人である私も、実は過去に同じ経験を何度もしたことがあります。というのも、まな板、タッパー、調理器具など、プロの現場では漂白が欠かせない作業だからです。そんな場合、一体プロの料理人はどのように対応しているのでしょうか?
今回は、国家資格である調理師免許を持つ私が「実際に行っている正しい対処法」を詳しく解説します!また、今日の内容を私の「Instagram」で発信し、感想をアンケートで伺ったところ、95%の方から『もっと早く知りたかった!』との回答をいただきました。
さっそく、本題に入りましょう!!
今回の目次
- 水で洗ってもすぐには取れない
- ぬるぬるを落とす裏技
- 手袋を忘れずに!
- まとめ
水で洗ってもすぐには取れない
まず、漂白剤には「酸素系」と「塩素系」の2種類がありますが、キッチンで使う漂白剤は基本、「塩素系」です。
塩素系は酸素系に比べて、強力な漂白力と除菌効果が特徴です。
「キッチンで使う漂白剤」と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは花王さんの「キッチンハイター」ではないでしょうか?
塩素系のこの商品は、強力な漂白効果でまな板やタッパーの汚れや臭いを一掃してくれる頼もしいアイテムです。私も愛用しており、その効果には何度も助けられています!
しかし、その強力さゆえに、手についた場合には特別な対処が必要です。
専門的な話になりますが、「塩素系漂白剤」は非常に強いアルカリ性を持つため、水で洗い流してもすぐには取れません!
ぬるぬるを落とす裏技
水で洗い流しても、手にぬるぬるが残っているということは…漂白剤のアルカリ性成分がまだ肌に付着しているというサインです。
このままだと肌荒れやヒリヒリ感を引き起こす可能性があるので注意が必要です。
そこで、料理人である私が実際にやっている「ぬるぬるを落とす裏技」をご紹介します!
何を使うかというと…「酢水」です!
実は、塩素系漂白剤は強いアルカリ性のため、酸性のもので中和すると流れ落ちやすくなるのです。この仕組みを活用して、酢水を使うのがオススメ!
①一度、しっかりと水で洗い流す。
②お酢と水を1:3の割合で割った酢水をボウルに準備。
③手を酢水に浸し、ぬるぬるが気になる部分を軽くこすります。
④流水でしっかりすすぐ。
⑤ハンドソープで仕上げ洗い。
手袋を忘れずに!
とはいえ、最も簡単で効果的な対策は漂白剤が手につかないようにすることです。
そうです…!
漂白剤を扱う際には、必ず手袋を着用しましょう!
まとめ
- 漂白剤が手についたら 酢水で中和し、流水でしっかり洗い流す。
- 酢水の割合は お酢1:水3 がオススメ。
- 最後は ハンドソープで仕上げ洗い をしてスッキリ。
- 漂白剤を扱うときは必ず手袋を着用 して肌を守る。