自己成長につなげたい、日記を書く効果・効用
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日は、日記を書く効果・効用について、お話したいと思います。この動画をご覧の皆さんの中にも、日記をつけてらっしゃる方がいるかと思いますが、私は日記をかれこれ50年近くつけています。
初めて自発的に書き出しのは、小学校の終わり頃からです。
日々が過ぎ去っていくことがたまらなく寂しく思えた時期があり、何とか、2度と帰って来ない今日という日をとどめて置きたいと強く思い、それで書き始めたのです。
最初は小さなノートに書いていたのですが、やがて大きな日記帳を買ってきて書くようになります。それから、大学ノートに書くようになり、大人になってからはワープロに書くようになり、今はパソコンに書いています。大体は、週に6日ほど、今も書き続けています。
私にとって、日記は、感情の浄化作用の働きをしています。今日1日、哀しいことや悔しいことや腹立たしいことがあったとしても、そのことを日記に吐き出すと、頭の中がシーンと穏やかになるのです。精神が安定するのです。だから私は、ほぼ毎日、日記を書いているのです。
私にとって日記は、カウンセリングのようです。日記は、いつも、私が言うことを否定することなく、黙って話を聞いてくれます。それがありがたくって、ほぼ毎日書いているというわけです。
日記に書く内容は、何の変哲もありません。今日あったこと、今日思ったことを中心に書いているだけです。他には、なるべく今日あったいいことも書くように心掛けています。時に、今日の反省も書きますし、自分の目標も書いたりしています。
私は、ほぼ毎日、日記を書いているのですが、ブログ(今はワードプレス)ですが、ブログも週に2~3回ほど書いているので、もともと文章を書くのは嫌いじゃないんだろうなあと思います。
ブログ(ワードプレス)は、人に見られるものなので、人目を気にしたりもしますが、日記は自分以外に見る人はいないので、毎日好きなことを好きなように書いています。
日記は、毎日書いていると大変に便利です。
たとえば、昨年の今頃、何をしていたか? 直ぐにわかります。昨年の夏休み、一昨年の夏休み、何をしていたか? 一目瞭然です。次に、自分の気持ちを日記に書き出すことで、感情の浄化作用が働き、精神的に安定した人になります。
次に、自分の書いた文章を自分で見直すことによって、客観的に自分を見ることが出来るようになります。そして、前の日記を読み返すことによって、少なからず自分が成長していることが実感され、自己肯定感が高まります。
次に、日記に今日良かったことを書くことにより、「私って結構幸せなんだな」と思えるようになり、それで毎日が幸せに生きていけるような気持ちになります。次に、日記に目標や反省を書くことにより、それが自己成長につながります。
次に、毎日文章を書くことにより、文章を書くのが上手になります。
さらに、書きき続けることによって、創造性が豊かな人になっていきます。
いろいろお話しましたが、ここで日記を書く効果についてまとめたいと思います。
1.日々の出来事が記録され、あとから見直すことが出来るので便利。
2.感情の浄化作用が働き、精神的に安定した人になる。
3.自分を客観的に見ることが出来るようになる。
4.自己肯定感が高まる。
5.毎日が幸せになる。
6.自己成長できる。
7.文章が上手になる。
8.創造性が豊かな人間になる。
以上です。
如何でしょう?
あなたも日記が書きたくなってきたのではないですか?
日記を書くのは、手間だし、ちょっと面倒臭いのですが、日記を書くのは、こんなにもメリットがあります。日記を書かない手はないかと私的には思うのですが如何でしょうか?
私は日記をずっと書き続けている人間ですが、もしも日記を書いていなかったら、今よりもっと、どうしようもないポンコツな人間になっていたと思います。
では、具体的に日記には何を書けばいいのでしょうか?
日記に書くことは次の3つです。
1.今日あったこと、今日思ったこと、今日感じたこと。
2.今後の目標と今日の反省。
3.今日あったいいこと、今日の感謝。
以上です。
少しだけ、補足説明をします。
1の今日思ったことは、今日考えたことを書くのです。いわゆる思考です。そして、今日感じたことは、哀しかった、悔しかった、腹立たしかったなど、いわゆる感情を書けばいいのです。
私は、カウンセリングルームでも、ときおりクライアントの方に、日記を書くことを勧めています。なかなか書き続けられる人はいないのですが、日記を書き始めた人は、一応に日記を書く効果を感じているようです。
私は日記を50年近く、ほぼ毎日書いています。
あなたもぜひ、日記を書いてみては如何かと思います。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。