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婚活を邪魔する4つの“魔物”【1】~あなたの心にはどんな不安がありますか?

村上れ以子成婚率東日本トップの仲人士(結婚相談所運営) 元新聞記者
(ペイレスイメージズ/アフロ)

4月21日(土)のマネーポストWEBの記事を読んで、ギョッとしました。

◆忙しいあなたに代わって婚活します

結婚したいと考える世代は仕事に趣味に忙しい。そんな多忙な時間を削って行う婚活は楽しくない。過酷な婚活で精神的にダメージを負い、仕事に影響したら本末転倒。高い成功率を誇る「マッチングのプロ」があなたに代わって婚活します。

出典:時間やスキルを売買できるサイト ホステスとランチ1時間3000円など(マネーポストWEB)

時間やスキルを売買できるサイトの紹介なのですが、他人が婚活を代行?

子どもに代わって親同士がお見合いするなど、身内の婚活代行はありましたが、ついに他人が代行お見合い?

記事に紹介されているサイトを見てみると、実際にはお相手選びを代行する従来の仲人型のマッチングでした。

あー、びっくりした。

◆なぜ婚活に尻込み?

ここで筆者に、ある疑問が生まれました。

婚活を考えているのに実際に動き出せない理由は、忙しいからなのでしょうか?

これまで筆者のところには、多くの方が相談にいらっしゃいましたが、実際には男性も女性も、責任あるお仕事でお忙しい方も数多くいらっしゃいました。

企業グループの経営者の方や、土日祝もほとんど休めず夜も遅くまで仕事がある美容業界の方でも、婚活を真剣に考える方は時間を作り、面談に足を運んでくださっています。

「忙しい」は多くの方にとって、婚活できない理由にならない気がするのです。

婚活に尻込みするのは、忙しいからではなく、婚活に関して不安があるからではないでしょうか。

実際に婚活に踏み出した方々に筆者がお願いしたアンケートによると、婚活前には、主に4つの不安があるようです。

ご紹介したいと思います。

【不安1】年齢や容姿などに自信がない

筆者撮影
筆者撮影

「私はもう44才です。(中略)もう無理なのかな・・・と考えていました」

(40代女性)

「お話をさせていただいて、自分のコンプレックスに対して、気持ちが楽になりました。今までなかなか前向きの考えになれず、結婚は私には無理だと思っていました」

(40代男性)

「肥満体の私にも、気おくれせず結婚市場に出てよいのだとはげまして下さったので嬉しかったです」

(30代女性)

【不安2】結婚相談所など婚活のシステム・方法がわからない

筆者撮影
筆者撮影

「婚活をいざ始めようと思っていても、どういった方法や選択肢があるのか、わからなかった」

(30代女性)

「どのようなシステムでお見合いサービスを受けることができるか不安でした」

(30代男性)

「活動するための具体的なイメージがつかめず、又、面談に行くことじたいがとても不安でした」

(30代女性)

【不安3】仲人(アドバイザー)との相性がわからない

筆者撮影
筆者撮影

「初めてお会いする方に、きちんと自分の正直な気持ちを伝えられるか、どんな方なのだろうととても緊張しました」

(40代女性)

「辛口な事を言われるのではとビクビクしておりました」

(40代女性)

【不安4】入会を断られるかもしれない・・・

筆者撮影
筆者撮影

「ダメ出しされたり入会を断わられたりしないかビクビクしていました」

(40代女性)

「自分が入会できるのかどうかと、入会してもお世話していただけるのかどうかが不安でした」

(40代女性)

◆不安のほとんどが勘違いであり杞憂!

これらの不安は、仲人という立場からいうと、さほど気にすることはないものです。

それでも、心の中で“魔物”がささやくかのように不安は募り、それが原因で行動にブレーキがかかって婚活できない方も多いことでしょう。

次回から、【不安1】から【不安4】が婚活の現場で、勘違い・杞憂であることをお伝えしていきます。

成婚率東日本トップの仲人士(結婚相談所運営) 元新聞記者

キャリア5年で成婚数、成婚率とも東日本1位仲人士に。17年間のスポーツ担当記者時代に取材した国内外トップスポーツ選手・コーチの必勝ノウハウを婚活にいかし、難しいといわれる30代・40代・50代の中高年と親の婚活で、通常の8倍の割合で会員を成婚に導く。慶應義塾大法学部政治学科卒業。既婚、二児の母で、趣味は子どものスポーツ応援。

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